あなたはどの“おじさん”がお好き? 2018年下半期注目のおじさん映画3選
“おじさん”や”おっさん”。それらの言葉は、どちらかというと、若い女子から煙たがられたり、嫌がられたりする時に使われたいた様に思います。しかしここ数年、おじさん同士の恋愛を描いたラブコメディ『おっさんずラブ』(2018年4月~6月までテレビ朝日にて放送)やおじさんに悩み相談ができるサービス「レンタルおじさん」など、”おじさん”や”おっさん”のワードをポジティブに使う事も増えてきた様です。
ここ数年で、”おじさん”はその渋さと可愛さ、両極端の魅力をじわじわと世の中に知らしめきたのかもしれません。そんな”おじさんブーム”の中、2018年下半期は、おじさん好き女子にはたまらない、各国のおじさんを堪能できる3作品が続々公開。癒し系や、面白い系など、各国の魅力的すぎる”おじさんたち”をご紹介します。
【ユーモア溢れるヒーロー、お笑い系おじさん:アントマン/スコット・ラング】
娘キャシーの良き父親になるため、身長1.5cmのヒーローとなった、スコット・ラング/アントマン。彼は過去に、娘の養育費を払うために、泥棒を働いていたり、アイスクリーム屋でアルバイトしていたり、家族と離れて暮らしていたりするなど、一見頼りないところもあるが、娘のために戦うという信念だけを持ち、身の危険を犯す覚悟でヒーローに。
必死に戦う中でも、娘との時間を大切にしようとしたり、度々ジョークを言ったり、ユーモア溢れる父親像をみせます。今回は、アントマンスーツの生みの親であるピム博士の研究所を狙う、ありとあらゆるものをすり抜けられる謎の美女、ゴーストと戦うことため、頭脳明晰で戦闘能力抜群の<完璧すぎる>ヒーロー、ワスプとバディを組んで戦うことに。彼は娘のため、立派な父親ヒーローになれるのか?! 面白くて、優しくて、いざというときには必死に戦うその姿をみて、ギャップがあって、かつ笑えて楽しいおじさんヒーローに励まされるはず。
『アントマン&ワスプ』は現在大ヒット上映中!
(C)Marvel Studios 2018
【ずっとそばにいたい癒し系おじさん:クリストファー・ロビン】
世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を、ディズニーが実写化。本作は、プーと大親友の少年クリストファー・ロビンが「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わした感動の別れのあと、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーの奇跡の再会からはじまる感動の物語。大人になり、ロンドンで暮らすクリストファー・ロビンは、毎日仕事で忙しい日々。仕事のことで頭を悩ませ、公園のベンチに座りこむ彼の前に、プーが現れます。
プーのビジュアルについても”可愛い”という声が上がっていますが、本作で、プーにも負けないくらいの”癒し”を放っているのが、本作の主役であるクリストファー・ロビン。クリストファー・ロビンを演じるのは、『スター・ウォーズ』新三部作や、『美女と野獣』(2017)での出演で知られる、ユアン・マクレガー。SNSでははやくも「英国紳士ユアン+プーさんの破壊力凄まじすぎる」「ユアンの「プー?!」の言い方可愛すぎてさすがだと思う」「ユアンはクリストファー・ロビンを演じるために生まれてきたんだ」など、絶賛の声が上がっていて、プーにも劣らない”癒し”や”感動”を与えてくれるのは間違いなし。究極の癒し系おじさんをみて、身も心も癒されよう。
『プーと大人になった僕』は9月14日(金)公開。
(C)2018 Disney Enterprises, Inc.
【たまには刺激も欲しい!パンク系おじさん:シン】
驚異の歌声を持つ世界的ロックスター・シンと、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか。正反対の2人が偶然に出会い、シンの歌声が『声帯ドーピング』によるものだという”禁断の秘密”をふうかは知ってしまう! そんなシンの喉は『声帯ドーピング』のやりすぎによって崩壊寸前…。さらには、シンの歌声をめぐって2人は追われるハメに!? リミット迫る”声の争奪戦”が今、はじまる!!
問題だらけの俺様ロックスター・シンを演じるのは阿部サダヲ。『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』『殿、利息でござる!』などコメディ作品の主演をさせたら右に出るものはいないその魅力は本作でも炸裂!予告編では、ド派手なメイクをして歌ったり、「ロック向いてねえよっ!!!」と吉岡里帆演じるふうかに、声を張り上げて怒鳴りつけるシンの姿が公開され、その姿は、”パンク”すぎて近寄り難くもありますが、なぜかその刺激にふれてみたいという好奇心もくすぐられるような迫力。パンク系おじさん、シンの驚異の歌声を聞いて、平凡なあなたの日常も、一気に刺激的な毎日に変わるはず。
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!』は10月12日(金)公開。
(C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会
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