なぜ人工知能は人と会話できる? AIとキャラクタービジネスの未来を探る
「AI×キャラクタービジネス」の市場に、大きな変化が訪れている。
自然な会話音声を合成する「音声合成」技術はもちろん、現場で活躍する声優の声質を再現しつつ、キャラクターの人格をぶらさずに会話する「自由対話AI」テクノロジーが、“キャラクタービジネス”の可能性を拡張し続けている。
そこで、AI研究の第一人者を招いて、来たるAIコンテンツビジネスを探る『AI MEETUP2 〜AIキャラクタービジネス最前線〜』が、9月19日(水)、ソニー・ミュージックエンタテインメントの主催のもと、都内で開催される。
本イベントは、2017年10月に実施され、AI×キャラクターの最新技術や市場動向など最新トレンドを分析したイベントの第2弾となる。
AI開発の第一人者、パブリッシャーらが登壇
第1回目に引き続き登壇するのは、スクウェア・エニックスのAI開発者として知られ、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ新書)などを刊行している三宅陽一郎さん。
そして、emotivE代表・結束雅雪さん、ソニー・ミュージックエンタテインメントの井上敦史さんという、対話型AIサービス『PROJECT Samantha』を開発・運営する2名。
『PROJECT Samantha』は、『魔法科高校の劣等生』や『インベスターZ』など、アニメや漫画のキャラクターをAI化するというプロジェクトを打ち立てて注目を集めてきた(関連記事)。
特に、イラストレーター・mebaeさんが生み出したひたすら女子高生に罵られる「罵倒少女」のAI化においては、声優の井上麻里奈さんを起用して大きな反響を呼んだ(関連記事)。
「第1回アニものづくりアワード」においてオリジナルコンテンツ部門の金賞受賞、のちにマルイとコラボして渋谷で大きく展開された。
そして、『ソードアート・オンライン』(SAO)ヒロインのアスナに毎朝起こしてもらえる音声対話型秘書アプリ「めざましマネージャーアスナ」を開発したソニー・ミュージックコミュニケーションズの松平恒幸さん。
以上の4名が登壇する。
「AIキャラクタービジネス最前線」イベント構成
イベントは2部構成で行われる。
第1部は、「なぜ人工知能は人と会話をできるのか」と題したトークセッション。
人とAIがコミュニケーションをとるために必要な技術および概念とは何かについて、三宅陽一郎さんがその最前線を語る。
第2部は、「音声合成と自由対話AIが切り拓くAIキャラクタービジネス」と題したクロストーク。結束雅雪さんと井上敦史さん、松平恒幸さんに加えて特別ゲストを招いて行われる。
最新の音声合成のデモンストレーションや、ソニーミュージックが手がけるキャラクター特化のAIエンジンの披露。さらに、声優や声優プロダクションから考える音声合成のビジネスを見通す。
様々な視点から、当日、AI×キャラクタービジネスにおける“現在と極めて近い未来”が語られる。
引用元
なぜ人工知能は人と会話できる? AIとキャラクタービジネスの未来を探る
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