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エンドクレジットを一時停止でじっくり観察!? ネトフリにハマるベテランアニメーターに「突撃!隣のNetflix」[PR]

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『Netflix』ユーザーならきっとあるはず。人に勧めたいお気に入りの作品。生活に浸透したこだわりの使い方。共感して欲しい“あるある”話。

だからこそ知りたい、あんな人やこんな人の『Netflix』事情を聞く「突撃!隣のNetflix」。第2回は、アニメーターのA.e.Suck(えーいーさっく)さんこと深谷英作さんに話を聞きました。

『キン肉マン』『ビックリマン』など数多くのテレビ・劇場用アニメの作画に携わり、その後はFLASHアニメーターとして長らく業界をけん引してきた深谷さんは、忙しい生活の中でも映像クリエイターならではの視聴方法を楽しんでいました!

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――『Netflix』にかなりハマっていると聞きました。いつ頃から利用されていますか?

深谷:昨年の9月頃、『スタートレック:ディスカバリー』が配信されたタイミングです。

スタートレック:ディスカバリー


クリンゴン帝国は100年の沈黙を破って動き出し、連邦との戦争が勃発。宇宙艦隊の士官は、反逆の汚名を背負って戦いの渦中へ。今、宇宙に新たな物語が刻まれる。

深谷:それ以前は他の動画配信サービスを利用していましたが、どうしても『スタートレック』が見たくて加入しました。『Netflix』でしか見られないので。そしたら、他の動画配信サービスでは配信停止になっていた『ARROW/アロー』がシーズン5まであって嬉しかったですね。アローバースと呼ばれるDCのドラマシリーズを全部見るために、『Netflix』と他社のサービスを行ったり来たりしています。

――お忙しい生活が続いていると思うのですが、どのようなタイミングで視聴されているのでしょうか。

深谷:よく視聴するデバイスは仕事場のデスクに置いている『iPad Pro』です。作業用のモニターで動画を書き出し中の時は暇になるのでその間に視聴したり、ベランダに行くにも持ち運べるので便利です。仕事が終わると30分から90分くらいの作品を選んで視聴してから就寝するのが日課です。午前3時くらいから見始めると、寝る頃には外が明るくなってますよ。

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――スキマ時間と一日の終わりにご覧になっているんですね。しかも、ほぼ仕事場で完結されている。

深谷:たまに仕事が忙しくない時はずっと見てますね。最長で10時間くらい(笑)。仕事場の後ろにインターネットに接続したテレビがあって、時間のあるときはそっちで見ています。テレビは画面が大きいので見始めるとやめにくいんです。最近は2シーズンある『GLOW』を2日間でイッキ見しちゃいました。

GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング


80年代のロサンゼルス。半端者達が、リングを彩るゴージャス・レディとして生まれ変わる。『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の制作陣が贈るコメディ作品。

――もともと映画やドラマがお好きだそうですが、動画配信サービスを利用することで生活スタイルは変わりましたか?

深谷:レンタルしない派なので以前はDVDやブルーレイを棚いっぱいに購入していました。絵コンテやレイアウトなどのリファレンス(参考)として作品を見ることが多くて、「このシーンって何かの映画で見たことあるな」と思うと、棚からその作品を引っ張り出してきて、再生して、その場面を探して、キャプチャを撮って参考資料にしていました。でも『Netflix』なら棚から作品を探す必要がなくて、早送りすると再生箇所がサムネイル表示されるので、探している場面を見つけるのも簡単です。モニターの中ですべて完結するので楽ですよね。DVDやブルーレイは起動するまでが面倒で、特典目当て以外ではほとんど購入しなくなっちゃいました。あと、衛星放送の海外ドラマ・映画チャンネルも解約しちゃいましたね。

――アニメーションの研究として利用されることはありますか?

深谷:実はアニメ自体をあまり見ないんですけど、エンドロールだけはチェックすることがあります。本編を見てなくてもスタッフロールだけ。「誰が原画を担当してるのかな」とか「作画監督が大勢いるんだな」とか、研究と言うよりはリサーチです。スタッフクレジットが手描きだった頃は、文字数の関係もあって人数枠が限られてたんです。実際、関わってるスタッフも今ほど多くはなかったですし。今は小さい文字でいっぱい名前が羅列されるので、パッと見では分からないですよね。だから、一時停止とか10秒戻しの機能を使って、じっくり観察するんです。

――アニメ業界の人ならでは視聴法ですね。初めて聞きました(笑)。

深谷:映画でも何でもエンドロールは見る派なので、次のエピソードを自動的に再生するスキップ機能をオフにしました。そういえば、『ひそねとまそたん』は地上波じゃなくて『Netflix』で追いかけ視聴していました。今年4月のクールで唯一見ていたテレビアニメです。もちろん本編もしっかり楽しんでますが、キャラクターやメカの線がイイんですよ! 一本の均一な線じゃなく、デジタルの線をわざと粗くしてるんでしょうけど、手描きっぽい質感になっています。自分としては好感の持てるルックになってる作品です。

――その他にもオススメしたい、深谷さんのお気に入りの作品があれば教えてください。

深谷:ストレンジャー・シングス』は大好きな作品です。

ストレンジャー・シングス 未知の世界


姿を消した少年、人目を忍び行われる数々の実験、破壊的な超常現象、突然現れた少女。すべての不可解な謎をつなぐのは、小さな町に隠された恐ろしい秘密。

深谷:80年代を舞台にしているだけあって、80年代カルチャーの参照が多い。『E.T.』、『グーニーズ』、『エイリアン2』とか、自分が見てきた作品を同じように楽しんできた人たちが作ってるのかなと親近感がわく作品です。最初は子どものドラマかと思いきや、もっと壮大な物語になってきて、どんどんハマっていきました。早くシーズン3が見たいですね。

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――今日は『ストレンジャー・シングス』に登場するイレブン(エル)のフィギュアもお持ちですね。

深谷:イレブンのイラストを描こうと思った時に、シーズン1で登場した時のソックスのラインの色が分からなくて、画像検索をしている時にたまたまアクションフィギュアを見つけて買っちゃいました(笑)。フィギュアが欲しくなるくらいハマったのは『ブレイキング・バッド』以来ですね。そのくらい大好きな作品です。

――説得力があります(笑)。

深谷:あと、『ザ・シューター』は最近見始めましたけど面白いですね。

ザ・シューター


元海兵隊の凄腕狙撃手は、大統領暗殺計画を阻止すべく任務へ。ところが、犯人に仕立て上げられてしまった。計り知れない陰謀を前に、汚名をすすぐ戦いが始まる。

深谷:原作を読んでいて、以前に映画化された『ザ・シューター/極大射程』も見に行きました。主人公のボブ・リー・スワガーは、地球の曲面や重力、風をすべて計算して2km先の標的を打ち抜く遠距離狙撃手なんですよ。そんなスナイパー描写を映画版より緻密に描いていて好きですね。それから『マインドハンター』も面白かった。

マインドハンター


1970年代後半、殺人犯の心理を研究して犯罪科学の幅を広げようとするFBI捜査官2人。研究を進めるうち、あまりにリアルな怪物に危ういほど近づいてゆく。

深谷:何の予備知識もなく見始めたら、「あ、この人知ってる!」って話でした。ロバート・K・レスラーの『FBI心理分析官』という本を以前に読んでいたので、モデルとなった実在の人物がいることが分かって入り込みやすかったです。1970年代にFBIの行動分析課が設立された頃の話で、製作総指揮がデヴィッド・フィンチャーなので、結構エグいシーンもあって好みでした。あと、オリジナル映画では『ブライト』がめちゃくちゃ凄かったです。

ブライト


様々な種族が一触即発の空気の中で暮らすロスの街。ある日、人間と怪物オークの警官コンビは絶大な魔力を持つある物体に遭遇。種族間の抗争に巻き込まれていく。

深谷:ロサンゼルスが舞台なのにいろんな種族が同居している世界観が面白い。制作費が9000万ドルとか言われてますけど、豪華なアクション・ファンタジー大作です。それが配信サービスで見られるんだから、凄い時代になりましたね。こちらの続編も楽しみです。

――そういった作品はどのように探しているんですか?

深谷:新着情報のメールを見てマイリストに追加したり、おすすめ作品でレコメンドされているのを見ることもあります。今のところ高確率で当たり作品に出会えていると思います。一度見始めたら、つまらなくても最後まで見る派なので、リスクは取りたくないですよね(笑)。

――プロフィールごとに視聴行動を学習するアルゴリズムが優秀なので、確かに自分にあった作品に出会える確率が高い気がしますよね。

深谷:『ブライト』ほどのビッグバジェットじゃなくても、次々と面白いSFやスリラー作品をどんどん作り続けて欲しいですね。楽しみにしています。

――本日はありがとうございました!

【第1回】吹替え音声で“ながら見”ぶっ通し生活が最高! ネトフリ大好き芸人に「突撃!隣のNetflix」[PR]
https://getnews.jp/archives/2066189

Netflix公式サイト:
https://www.netflix.com

Netflix (ネットフリックス) について

Netflixは、190ヵ国以上で1億3000万人のメンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級のオンラインストリーミングサービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画などを多言語で配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけエンターテインメントを楽しむことができます。当社サービスには、広告や契約期間の拘束は一切ないうえ、Netflix独自のレコメンデーション機能が一人ひとりのメンバーの好みに合わせて作品をオススメするので、お気に入りの作品が簡単に見つかります。

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よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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