[エシャレットの食べ方]シャキシャキがクセになる簡単レシピ

[エシャレットの食べ方]シャキシャキがクセになる簡単レシピ

エシャレットは、らっきょうを土寄せして軟白栽培(食用となる白い部分を多くして、堅くなる前に収穫する栽培法)して、若採りしたものです。やわらかさと、爽やかな辛味が特徴で、生でおいしく食べることができます。エシャレットの選び方や保存法、簡単レシピを紹介します。

エシャレットとエシャロットの違い

「エシャレット」と「エシャロット」を混同している人も、多いのではないでしょうか。エシャレットは『若採りらっきょう(写真左)』、エシャロットはフランス料理のソースの隠し味などに使われる『小型のタマネギ(写真右)』のことを言います。

エシャレットは若採りらっきょう(写真左)、エシャロットは小型のタマネギ(右)

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●エシャレットとエシャロットはまったく別の野菜
1960年代ごろまで、日本では、若採りのらっきょうをエシャロットと呼んでいました。しかし本来のエシャロット(小型タマネギ)が流通するようになり、小型タマネギを「エシャロット」、若採りらっきょうを「エシャレット」と呼び分けるようになりました。

いまも若採りらっきょうをエシャロットとして売っている場合がありますが、これは当時の呼び名の名残です。

新鮮なエシャレットの選び方と保存法

青葉や白い茎の部分がみずみずしくて、枯れていないもの、芽が出ていないものを選びましょう。 保存する時はラップでくるんだり、ポリ袋に入れたりして冷蔵庫の野菜室に入れます。

ぜひ試したい!エシャレットの簡単レシピ

生のまま、味噌やマヨネーズなどをつける定番の食べ方もおいしいですが、ここではそれ以外の簡単レシピを3つ紹介します。

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根本から茎の上部の白くて柔らかい部分までは、生で食べることができます。根を落として、切り込みを入れると食べやすくなります。

エシャレットは、火を通しすぎないほうが豊かな風味を味わえます。

青葉は生食はできませんが、新鮮なものは加熱調理すると食べることができます。

塩昆布あえ

切ってあえるだけ!シャキシャキとした食感を味わう   

エシャレットの塩昆布あえのレシピ

材料
エシャレット 適量
塩昆布 適量   

エシャレットを斜め薄切りにする。

1と塩昆布を混ぜ合わせ、盛りつける。

生ハム巻き

爽やかな辛さと生ハムのコクが、お酒のつまみに合う!   

エシャレットの生ハム巻きのレシピ

材料
エシャレット 適量
生ハム 適量
マヨネーズ お好みで
レモン お好みで   

エシャレットの葉と根を切り落として、8cmほどの長さに切る。

1に生ハムを巻く。

お好みでマヨネーズをつけたり、レモン汁をかけたりしても。

シャキシャキトースト

手軽にできて、朝食にもぴったり!   

エシャレットのシャキシャキトーストのレシピ

材料
エシャレット 2束
食パン 3枚
ツナ 2缶
マヨネーズ 適量
ケチャップ お好みで   

エシャレットをみじん切りにする。

1に、油を切ったツナ、マヨネーズを加えて和える。

2を食パンにのせ、お好みでケチャップをかける。

オーブンで表面に軽くこげ目がつくまで焼く。

最終更新:2018.07.25

文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
独立行政法人農畜畜産業振興機構 『野菜情報』2012年5月号 「今月の野菜 らっきょう」(エシャロット・エシャレットの違い)
農林水産省 しずおか食だより(エシャレットの塩昆布あえ、エシャレットの生ハム巻きのレシピ)
JAとぴあ浜松 かんたんクッキング(エシャレットのシャキシャキトーストのレシピ)
JAグループ茨城 Amore(アモーレ) エシャレット(葉の加熱調理)

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