Apple CMで話題のソフィー・タッカー、初単独来日公演のレポートが到着

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Apple CMで話題のソフィー・タッカー、初単独来日公演のレポートが到着

 ニューヨークを拠点に活動する新感覚ダンス・デュオ、ソフィー・タッカーが、6月21日に渋谷・代官山SPACE ODDにて初の単独来日公演を開催した。

ソフィー・タッカー 来日公演写真(全3枚)

 6月6日に国内盤が発売されたばかりのデビュー・アルバム『ツリーハウス』を引っ提げて行われた公演には、アルバム収録曲「ベスト・フレンド」にも参加している、FIG&VIPERクリエイティブ・ディレクター/モデル、そしてDJとマルチに活躍中のALISA UENO(アリサ・ウエノ)も参戦し、日本では初のフル・パフォーマンスに、満員となった会場は終始熱狂の渦に包まれた。

 ステージ中央の“ブックツリー”と呼ばれるパッドを吊るした木のような楽器を叩いたり、電子機材を操るタッカーと、メイン・ヴォーカルとギターを担当するソフィー。この2人がステージ狭しと動きながら、常にオーディエンスを煽ったり、コール&レスポンスを促したり、ジャンプを率先したり。「アウゥー」では、オーディエンス全員で同じ振り付けのダンスを踊ろうと提案。同曲の途中からは、ソフィーが観客の中に飛び込んで、もみくちゃになって一緒にジャンプしながら歌うハプニングも飛び出した。とにかくみんなで一緒に楽しもうという目的意思が明確なのだ。

 その最たるものが、“友達と来た人はハグしあって!”というMCと共にスタートした「ベスト・フレンド」だ。本編ラストに披露された大ヒット曲では、スペシャル・ゲストとして登場したアリサ・ウエノを交えて、最高にピースフルでハッピーな瞬間が生み出されていた。

 ライヴでは、ほぼ全曲にオリジナルとは異なるアレンジが施され、1曲の中でもどんどん曲調が変化していったり、ブレイクが挟まれたりと、サプライズの連続で楽しませる。「バットシット」を歌うタッカーの超低音ヴォイスや、ソフィーの天使のようなハイトーンからラップ、エキゾチックな詩の朗読調まで、自在に変化する声色も、彼らのカラフルな魅力。ソフィーのフライングV(ギター)をプレイする時の女神のような神々しさも、脳裏にしっかり焼きついた。

 アンコールの「ドリンキー」まで、常にラヴ&ピースに包まれていた彼らのライヴ。終始ニコニコ微笑んでいた2人のスマイルが、会場にいた全員に伝染したのは間違いない。誰もがニコニコ、ソフィー・タッカーの開放感溢れるビートに揺られながら、幸せそうに飛び跳ねていた。

text:村上ひさし

◎リリース情報
アルバム『ツリーハウス|Treehouse』
2018/6/6 RELEASE
<国内盤CD>
SICP-5666 2,000円(tax out)

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