BlackBerry KEY2が正式発表、デュアルカメラや文字を打ちやすく改良された物理キーボードを装備

TCL Communication は 6 月 6 日、物理キーボードを備えた新型 Android スマートフォン「BlackBerry KEY2」を発表しました。
BlackBerry KEY2 は、昨年登場した Android 版の BlackBerry こと「KEYone」の後継モデルで、BlackBerry を象徴する伝統的な QWERTY キーボードを備えたデザインを維持しつつ、KEY2 では、リアにデュアルカメラを備え、インテリジェントな機能を追加したキーボード、改良されたプライバシーコントロール機能を備えるなど、日常的な使用環境においてより豊かなユーザー体験をもたらすのみならず、ビジネス利用にも相応しいセキュリティ対策もバッチリな一台です。
筐体は KEYone と同様にアルミフレームとソフトタッチ仕上げのバックカバーを組み合わせた上質さと高いグリップ性を両立したデザインを踏襲しつつ、KEY2 ではカラーリングが変わり、また、新たにダイヤモンドパターンをバックカバーに施したことで雰囲気が大きく変わっています。
ディスプレイは KEYone と同じ 4.5 インチ 1,620 x 1,080 ピクセルの IPS 液晶ですが、プロセッサは Snapdragon 660 2.2GHz オクタコアに変わり、メモリについても 6GB RAM + 64GB / 128GB ROM と増加しています。
性能は格段に良くなっているはずです。
KEY2 は少し KEYone にも似ていますが、物理キーボードは打ちやすさを高めるために各キーの高さが KEYone よりも 20% 長くなり、フレットデザインのキーボードもキー間隔が調整されました。
また、表面はマット仕上げに変わり、「Speed Key」と呼ばれる新しいキーが追加されています。
Speed Key については、これと他のキーを同時に押すことによって、52 種類のショートカットに割り当てたアプリや機能等をホーム画面以外からでもダイレクトに起動できるようになりました。
ちなみに、KEY2 にも「便利キー」はあります。
キーボードの縦サイズが拡大したので筐体の縦サイズも 151.4mm と若干長くなっていますが、横サイズと厚みはそれぞれ 71.8mm、8.5mm に縮小し、質量についても 168g と軽量化されています。
KEY2 で注目されているリアカメラは 1,200 万画素 + 1,200 万画素のデュアル仕様です。
メイン側は 1,28μm 画素ピッチ、画角 79.3 度の F1.8 レンズ、デュアルの PDAF をサポートしており、サブ側には 1.0μm 画素ピッチで画角 50 度の望遠レンズを使用しており、KEY2 では光学ズームが可能になっています。
EKY2 ではまた、デュアルカメラの採用によってホワイトバランスの自動調節機能が改善され、フォーカス速度や低照度時のカメラパフォーマンスが向上した他、ポートレートモードにも対応しました。
さらに Google Lens の機能が統合されており、被写体を認識し関連情報を検索したり、テキストを抽出して活用することができます。
バッテリー容量は 3,500mAh と KEYone から減っていますが、メーカー曰く「バッテリーは 2 日持つ」そうです。
USB コネクタは USB 3.0 準拠の Type-C で、Quick Charge 3.0 の急速充電にも対応しています。
蒸気の他には、Wi-Fi ac や Bluetooth 5 をサポートしており、BBF100-1 は、FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/26/28/32、TD-LTE 38/39/40/41、WCDMA 1/2/4/5/6/8、GSM 850/900/1800/1900MHz に対応。
BBF100-2 は、FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/20/28/29/30/66、TD-LTE 38/39/40/41、WCDMA 1/2/4/5/6/8、GSM 850/900/1800/1900MHz に対応。
BBF100-6 はデュアル SIM 版で、FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/26/28/32、TD-LTE 38/39/40/41、WCDMA 1/2/4/5/6/8、GSM 850/900/1800/1900MHz に対応。
DSDS やデュアル VoLTE をサポートしています。
BlackBerry スマートフォンの大きな特徴は強固なセキュリティ機能を有している点で、これは KEY2 でも変わらず、もちろんルート化することはできないとのことです。
KEY2 は Android 8.1 Oreo を搭載しており、DTEK には「Proactive Health チェック」機能が新たに追加されるなどセキュリティレベルを常に高く保てるように改良されました。
これは、デバイスを定期的にスキャンして潜在的な脆弱性やセキュリティリスクに関するフィードバックをユーザーに即時提供する機能です。
KEY2 はまた、Android ゼロタッチや Android エンタープライズ推奨端末にも認定されており、企業やビジネスユースでも使用することができます。
KEY2 の発売時期は今月上旬で、米国だと価格は $649(約 71,400 円)となっています。

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