登山家の栗城史多さんがエベレスト途上で死去 凍傷を乗り越えエベレストに挑み続けた生涯
5月21日、登山家の栗城史多さんがエベレスト登頂を目指している途上で亡くなっていたことがわかった。若干35歳の早すぎる最期だった。
同日午前の段階でスタッフが公式ブログ上で
「栗城は体調が悪く、7400m地点から下山することになりました」
と発表していたが午後3時過ぎに
「下山を始めた栗城が無線連絡に全く反応しなくなり、暗い中で下から見て栗城のヘッドランプも見当たらないことからキャンプ2近くの撮影隊が栗城のルートを登って捜索し、先ほど低体温で息絶えた栗城を発見いたしました」
と改めて訃報を発表。
ファンや栗城さんの関係者の間に衝撃が走った。
栗城さんと言えば2012年にエベレストに挑んだ際に凍傷で9本の指を失ったエピソードが有名だが、その後もエベレスト登頂に果敢に挑み続けていた。
参照記事: 栗城史多さん今もエベレストに登山中! 凍傷被害を乗り越えて
https://getnews.jp/archives/1707028/
志半ばで力尽きてしまった栗城さんだが、その力強いチャレンジ精神は多くの人に希望と勇気を与えた。
功績をたたえると共に謹んで哀悼の意を表したい。
※画像は『栗城史多オフィシャルサイトサイト』から引用しました
http://www.kurikiyama.jp/
1984年生まれ。奈良市出身のシンガーソングライター、音楽・芸能評論家。加賀テツヤ(リンド&リンダース)の誘いで2005年にデビュー。音楽活動、タレント活動、執筆活動と多岐にわたる分野で活躍している。代表曲に「だってしょうがないじゃん」(2011年)。2016年からキャラクター、音楽制作を務める「うえほんまち ハイハイタウン」CMが放送開始。日本酒が好き。
ウェブサイト: http://chujyo-takanori.com
TwitterID: chujyo_takanori
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