意外と悩む!包丁の正しい捨て方【家事知恵】
砥石で研いでも切れ味が戻らなくなった、古い包丁の捨て方をご紹介。厚紙やガムテープを使った簡単な梱包術や、セラミック製の包丁の捨て方など、包丁の捨て方にまつわる疑問点を解説!
目次
包丁の安全な捨て方
包丁の安全な捨て方
ここでは、基本的な包丁の捨て方についてご紹介していきます。
実際には自治体によって異なる点もあるので、事前にお住まいの自治体の指定をよく確認しておきましょう。
段ボール&ガムテープを使った【包丁の捨て方】
© PIXTA包丁を捨てる際は、回収業者が怪我をしてしまわないよう、安全に包むことが第一。
ご家庭にあるものでできる、簡単な方法をご紹介しましょう。
【用意するもの】
ダンボールや厚紙(新聞紙でも可)・・・適量
ガムテープ・・・適量
自治体指定のゴミ袋
油性ペン
軍手
【包丁の安全な捨て方】
安全のため軍手をつけ、包丁の刃の部分に厚紙を巻きつけていきます。新聞紙で巻く場合は数回巻いただけでは刃が外に出てしまう危険があるので、念入りに巻いておきましょう。
次に新聞紙の上からガムテープを巻いて、包丁から紙が外れてしまわないように固定していきます。
自治体指定のごみ袋に入れ、包丁が入っていることが分かるよう、ごみ袋の見える場所に油性ペンで「刃物」「危険」等の表示を書いておきます。
最後に不燃ごみや金属ごみの日など、自治体指定のごみの日に出せばOKです。
紙やガムテープの巻き方が足りないと、袋に入れた後に中身の包丁が袋を突き破ってしまう可能性があります。
怪我人が出る恐れもあるため、刃が露出しないようしっかりと紙やガムテープを巻き付けておきましょう。
またその過程で手を切ったりしないよう、作業は注意して行ってくださいね。
【包丁は他の不燃ごみと一緒の袋に入れてもいいの?】
包丁一本捨てるためにまるまるごみ袋を使うのはもったいない…と思う人もいるかも知れませんが、これも自治体によって異なります。
他の不燃ごみと一緒に包丁を入れても良い自治体や、刃物などの危険物は他の不燃ごみと分けて出すことを推奨している自治体など、捨て方のルールは地域によって様々です。
気になる点があれば、必ず事前にお住まいの自治体に問い合わせて確認するようにしてくださいね。
【セラミック包丁の捨て方は?】
厚紙などで包丁を包み、ごみ袋に「危険」などの表示を書いておくところまでは、金属製の包丁の捨て方と同じです。
ただしセラミックは陶器なので、同じ不燃ごみでも金属ごみと区別している自治体もあります。
こちらもお住まいの自治体に問い合わせて、適切な分別を行って捨てるようにしてください。
いかがでしたか? 包丁はその用途上、捨てる際は独特の工程が必要になります。
回収業者はもちろんのこと、自分も怪我をしてしまわないよう、注意して作業してくださいね。
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