今期最注目の熱血アニメ『メガロボクス』サントラが発売決定!
TBS系列で放送中のTVアニメ『メガロボクス』のオリジナル・サウンドトラックが6月27日(水)に発売となる。
音楽を手がけるのは、ジャズやヒップホップといったブラックミュージック要素を取り入れたバンド・Ovallのメンバーでもあるmabanua(マバヌア)さん。
名作『あしたのジョー』を原案にした骨太なストーリーで、今期放送中のアニメの中でも注目を集める『メガロボクス』は、物語を彩る音楽も高く評価されている。
一世を風靡した『あしたのジョー』を原案にした『メガロボクス』
梶原一騎さん(「高森朝雄」名義)原作、ちばてつやさん作画の漫画で、出崎統さんによってアニメ化もされた『あしたのジョー』。
作中のあるキャラクターが死んだ際には大々的に葬儀が行われる事態となるほど、1960〜70年代において社会的な注目を集めた作品として歴史にその名を刻んでいる。
そんな『あしたのジョー』連載開始50周年プロジェクトを始動として制作されたのが、本作『メガロボクス』だ。
肉体とメカを融合させた格闘技「メガロボクス」を巡る物語として、八百長試合に身を沈める日々をおくっていたボクサーが、自分の全てを賭けて大きなトーナメントに参戦して一世一代の勝負に挑む姿を描いている。
『あしたのジョー』を現代向けに脱構築しながら、きちんと原作のキャラクターの関係性と精神性を踏襲しつつも、原作をまったく知らない人でも純粋に楽しめるアニメ作品として昇華されている。
音楽にも注目! mabanuaの紡ぐ熱い音に魂が震える
その熱いストーリー展開に心を滾らせる視聴者が続出している一方、物語を彩る劇伴(劇中の伴奏音楽)も注目されている。
ドラマー/ビートメーカー/シンガーという多彩な肩書きを持つmabanuaさんは、全ての楽器を自ら演奏し、ブラックミュージックを取り入れつつもジャンルに捉われない音づくりで知られる日本人クリエイター。
Ovallのメンバーとしても活動しながら、個人ではこれまでアニメ作品としては『スペース☆ダンディ』や『坂道のアポロン』などに楽曲を提供。米津玄師さん「ナンバーナイン」のプロデュースはじめ、ここで書き尽くせない国内外の数々のアーティストを支えてきた。
先日は『メガロボクス』のビートをジャックしてラップを乗せる外国人ラッパーの動画も紹介したが(関連記事)、いよいよそのサウンドトラックの発売も決まった。
「本当に音楽を始めて良かった」とmabanuaさんが振り返り、全てを込めたという『メガロボクス』の音楽。
そして森山監督含め制作チーム、声優の皆様本当にお疲れ様でした!
こんな最高な作品にこんな自分を呼んでくれた事は一生の宝物です。本当に音楽を始めて良かった。噛み締めてそう思える仕事でした。ありがとうございました!!!#メガロボクスhttps://t.co/kYRPcHEsyc— mabanua (@mabanua) 2018年4月5日
本編にもラップ少年として登場するフィメールラッパー・COMA-CHIさんとDJ BAKUさんとの楽曲や、インストバンド・Yasei Collectiveの別所和洋さん、OvallのメンバーであるShingo Suzukiさんや関口シンゴさんらが音楽を提供している。
引用元
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