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日本の絶滅危機になっている大工道具特集!!

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古来より木造建築の技術発展と共に歩んできた大工道具。丁寧に使い込まれた道具には職人の腕が反映されているようで、見るだけでわくわくしてしまう。そんな大工道具だが現代の自動化によって使い手が居なくなり姿を消している物もある。今回は、そんな絶滅危機にある大工道具を幾つか紹介したい。

1.その異様な形が特徴的『前挽大鋸(まえびきおが)』

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その漫画の武器で出てきそうな一風変わった見た目が特徴的な鋸の前挽大鋸。鋸を挽いた時に出る屑を『おがくず』、というのはこの大鋸が由来となる。木材を板に挽くための大型の縦挽鋸である。二人でひく縦挽き用のものが室町時代に中国から伝来し、江戸時代になると、鋸身が幅広で柄部が湾曲し身体の正面で挽く一人挽きの前挽大鋸が一般化し、今では大鋸として前挽大鋸を指す。また、当時は木挽(こびき)と呼ばれる職業の職人が使う代表的な道具でもあった。葛飾北斎の富嶽三十六景の「遠江山中(とおとうみさんちゅう)」でも巨木を木挽き職人が挽いている。

「大工道具の歴史」の著作で知られる村松貞次郎氏によれば、戦前の頃までは、ちょっと道具持ちのよい大工さんは前挽大鋸を必ず備えていたという。大工道具の定番になっていった。しかし、この巨大な鋸は明治時代に入って製材機械が普及するにつれて徐々に主役の座を譲っていった。

2.日本の大工道具の生きた化石と呼ばれる『釿(ちょうな)』

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釿は現在、大工道具の生きた化石ともいわれており、作り手もほとんど居なくなってしまった幻の道具。自身の方に向かって振り下ろす珍しい使い方である。古墳時代の鉄製の出土物にも見られる道具。西暦紀元頃の登呂の遺跡の木製遺物にも釿で加工したような痕が残っていると言われている。古代から、釿は主に柱や梁など用材の荒削道具として使われてきた。ヨーロッパなどでは、主に日本のマサカリに相当する刃幅の斧(刃が柄と平行についている)で用材を削り仕上げしたといわれており、釿の形は日本独特に発展した道具と言われている。近年、木造建築の減少、洋風建築の普及のため、大型の用材をふんだんに使うことがなくなり、大工道具として釿の出番は少なくなってきているが、機械では出せない風合いもあり、数少ないが、現在でも、この道具を使っている職人も存在するという。
◆独特な波状を残す削り『はつり跡』
柄を振り下ろし、その打ちつける勢いを利用して柄の刃先で、木材の表面を削り出す(はつる)のが、釿の一般的な使い方となる。また、釿を使うと、独特の波状の削り肌を残すことから、名栗面(なぐりめん)という表面の仕上げかたにも使われている。

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