リモコンキーでドアが開かない! 電池切れかも? そんなときの「電池交換」「ドア開錠」「エンジン始動」方法
▲リモコンキーの電池が切れたので自分で交換してみます
電池交換は意外と簡単! 覚えておきたい電池切れの対処方
みなさんこんにちは。編集部てんちょ~です。みなさんの車はリモコンキーのボタンをポチポチするとドアロックが開錠されますか?
「もちろんするよ!」って方は一安心。
編集部の社用車、トヨタ エスティマ ハイブリッドに乗ろうとしたら、ボタンをポチポチしても無反応です。
嫌われているのでしょうか?
そんなことはなく、リモコンキーはテレビのリモコンのように電池が内蔵されています。その電池が切れてしまうと、電波が飛びません。
テレビのチャンネル操作が利かなくなるようにドアロックの開錠ができなくなってしまいます。
なので、電池の交換が必要になります。
ちなみにエスティマハイブリッドのようにプッシュスタート式のエンジン始動方法の場合は、リモコンキーの電波を感知しているので始動ができなくなります……。
しかし、焦らなくてOKです。電池が切れていてもドアロックは開錠できるし、エンジンも始動できるんです!
今回はリモコンキーの電池交換と、電池切れのときに、どうやってドアロックの開錠&エンジンを始動するのか、電池交換ついでに書いておきます。
▲リモコンキーの側面についているレバーを押し、内蔵されている鍵を抜き取ります。この鍵は、文字どおり後ほど解説するドアロックの開錠のキーとなります
▲プラスチックのカバーが2枚重なった構造で、抜いた部分を見ると合わせ面にくぼみがあります
▲ここをドライバーなどでこじれば、パカッと開きます。この車の場合は、先ほど抜いた鍵の先端がジャストフィットするようになっています
▲ひねるようにグイッとしたら開きました。固すぎる場合は破損にもつながるのでディーラーやカー用品店にお願いした方がよいでしょう
▲ちなみにこちらはもう1台の社用車、日産 デュアリスのもの。上下のプラスチックカバーに小さいネジが付いているので、メガネの緩みを締め直せるような小さなドライバーが必要です。こじって開けるのは同じです
▲中身を分解するとこんな感じの部品構成に。細かいバネやネジが飛び出してきて元に戻すのが不可能! といった複雑な構造ではありません。意外と単純な構造です
▲この丸いボタン電池が原動力です。ボタン電池の+-の向きは乾電池のようにはっきりとわかりにくいので、表面に記載されている表記を見て覚えておきましょう
▲乾電池でいう「単3」「単4」のサイズ表記はボタン電池の表面に+-と一緒に記載されています。同じ表記の電池を購入しないと、単4電池のリモコンに単3が使えないのと同じく装着できません。ボタン電池はホームセンターや、サイズによってはコンビニでも買える場合があります
▲電池を付け替えたら、部品を元に戻し、ケースを閉めれば完成です
▲電池がすぐに交換できない場合、先ほどの「開錠のキー」と言っていた鍵をドアノブのカギ穴に差し込み、回せばドアロックの開錠ができます。鍵の持ち手が小さく、結構力が必要なので、けがなどには十分注意してください
▲このようにプッシュボタン式の場合、電池の切れたリモコンキーを車内に置いても反応しません
▲その場合、このようにリモコンキーをボタンにかざしましょう。しばらくすると車がキーを認識し、エンジンが始動できます
リモコンキーの電池交換は意外と簡単ですし、ボタン電池は数百円程度ですので、ご自分でもトライしてみてはいかがでしょうか。
電池を交換しても反応しない場合は、リモコンキー本体か車体側に不良がある可能性があるので修理工場に持ち込みましょう。
最後に解説したドアロック開錠と、始動方法を覚えておけば、急な電池切れにも焦らず対応することができますので、覚えておいて損はありません!
text&photo/てんちょ~(編集部 大平拓摩)
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