救命措置の女性に「土俵から降りて」を謝罪の相撲協会 救助後に「土俵に大量の塩が撒かれる」報道で更に炎上

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4月4日、京都府舞鶴市で大相撲舞鶴場所の巡業が行われた際、土俵上で挨拶を行った舞鶴市長が倒る。応急処置のため女性が土俵にあがったところ
「女性は土俵から降りてください」
というアナウンスがあったということで相撲協会には批判が殺到するという事態となった。

【動画アリ】倒れた市長に救命処置中の女性に対し「土俵からおりてください」 日本相撲協会が大炎上!
https://getnews.jp/archives/2032997[リンク]

同日、八角理事長は応急処置を行った女性に感謝の意を述べ、「土俵からおりてください」のアナウンスに対しては

行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。

としてお詫びを行う。
協会からのお知らせ
http://www.sumo.or.jp/IrohaKyokaiInformation/detail?id=264[リンク]

また、翌5日に相撲協会公式(@sumokyokai)は上記の内容に加え、

再発防止に向け、早急に対応方法を整備致します。

ともツイートした。

一方、毎日放送(MBS)では5日お昼に

「土俵から降りて」市長を救命の女性は看護資格あり、その後大量の塩撒かれる
https://www.mbs.jp/news/kansai/20180405/00000027.shtml[リンク]

というニュースが映像つきで報じられる。それによれば、市長が運び出された直後に土俵に大量の塩が撒かれたという。会場にいた人の「その後の相撲の取り組みも、あまり頭に入らないぐらい印象的でした」という感想も。

同ニュースが配信された『Yahoo! ニュース』には

「アナウンスだけでも引いたのに、その後に大量の塩って!怒りと共にドン引き 」
「人命救助の重要性もそうだけど、その後に大量の塩をまくって、いかにも『女性が不浄で、清めなきゃ』な発想からの行動ですよね? 神事だ伝統だっていうのは理解できるけど、その後の対応はひどいと思う。アナウンスもそうだけど、これって問題にならないの? 」

といったコメントなどが書き込まれるなどして、相撲協会の対応に批判の声が多数。
また、先述のツイートにも

「大量の塩を撒いたのは本当ですか?女性がそんなに汚らわしいのですか」
「急変した人を何とか助けようとした、素晴らしい人たちに対して、『土俵から降りろ』とか、塩を撒くとか、考えられない。もう相撲は必要ないと思います。」
「アナウンスだけの問題じゃないだろう 塩まくってなんなんだよ!! 人としてどうかしてんじゃないの? そもそもこの世の人間すべてが女性から産れてくるんだよ! 女性を軽視する国にろくな国はないんだよ!ばーか! まずは自分らに塩でもかけて今までの不祥事を反省しろ!!」

といったような返信が寄せられ、炎上状態が続いているようである。

※画像は『Twitter』より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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