絶滅危機のミツバチを救える?ロボット受粉システム「Synthetic Polleniser」が新しい

それだけではない。普段私たちが口にする食べ物(果物、野菜、ナッツなど)の約70パーセントは、ミツバチの受粉によって生み出されている。ミツバチの救済は人類の救済であると言っても、過言ではない。
・3Dプリントされたロボット花で人工受粉

少しキッチュな感じもする、黄色い人工花。先端には、合成雄しべと3Dプリントの花弁が施してある。これを、本物の植物と一緒に並べることで、ミツバチにリアルな花だと錯覚させる。中には予め、花の蜜とミツバチの巣からかき集めた花粉を注入。モーターとチューブを介して、蜜の溶液を花の表面に押し付け、ハチを引き寄せる。その後、ハチの体の毛が雄しべの先に付けば、無事受粉完了だ。
・生態系保護の鍵となるか注目


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