【Adobe CS6】CSS3とjQuery Mobileに対応した『Fireworks CS6』
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アドビ システムズが5月11日に発売するデザイン・開発向けソフトウェア製品群『Creative Suite 6』(以下『CS6』)。ベクターとビットマップに対応したウェブ向けグラフィックツール『Fireworks CS6』では、CSS3とjQuery Mobileへの対応とユーザービリティの向上が盛り込まれています。

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「CSSプロパティパネル」では、線や塗り、角丸など、作成した画像のCSSプロパティを表示。ブラウザごとに対応するCSSも生成します。パネルに表示したCSSはコピーして『Dreamweaver』にペーストして利用することもできます。
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ウェブサイトの画像部品を1枚の画像ファイルにまとめて、CSSで表示範囲を指定するCSSスプライトにも対応。画像をスライスして右クリックメニューで表示される「CSSスプライトを書き出し」により、CSSとスプライトシートを出力できます。
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『Dreamweaver』がjQuery Mobileテーマに対応したのに合わせて、『Fireworks』でもオリジナルのテーマ作成が可能になっています。作成したテーマは『Dreamweaver』に読み込んで利用が可能。
ユーザビリティの面では、カラーピッカーを見やすくする、作業中のファイルを「xxx.fw.png」というファイル拡張子で保存することにより、通常のpngファイルと区別しやすくするなどの改善が盛り込まれています。
『CS6』関連記事は下記の記事にリンクをまとめていますのでご覧ください。
アドビ システムズがデザイン・開発向けソフト製品群『CS6』とサブスクリプション形式のクラウドサービス『Creative Cloud』を発表
https://getnews.jp/archives/196213
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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