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火災現場で消防士に代わって消火活動を行うロボット「ウォークマン」が進化

テクノロジーの進化で、ロボットが人に近づきつつある。ヨーロッパで開発中の消防士ロボット「ウォークマン」はそう思わせる。

2013年から開発されてきたウォークマンだが、新バージョンは高度・スリム化され、人間の消防士と同じように消火活動を行える。

このほど行われた実験で、ウォークマンはドアを開けて部屋に入り、ガス栓を閉め、さらには瓦礫をどけて進み、消火器を使うことに成功した。

・モーターやセンサーで二歩足歩行

ウォークマンは、欧州連合の予算のもと、ピサ大学やスイス連邦工科大学ローザンヌ校などが共同開発している。

二本足歩行するヒューマノイド・ロボットで、基本的に人間が遠隔操作を行う。身長1.85メートル、体重102キログラム。屈強な消防士と同じような“体格”だ。

32個のモーター、力覚・多軸力センサー、加速度計などを体のあちこちに搭載し、バランスをとりながら歩行する。そしてカメラやマイク、3Dレーザースキャナーなどが視覚、聴覚、触覚となり、建物のなかに入って火を見つけて消化器で消火活動を行うことができる。

・片手で10キロ持ち上げ

オリジナルのウォークマンは2015年に完成。それから改善を重ね、今回のバージョンは体重が31キログラム少なくなった。これにより、以前より素早く動けるようになり、またスリム化したことで細い通路なども入れるようになったとのこと。

バランス能力も磨かれ、平らではない火災現場でも転倒することなく活動できるように。加えて、手のひらと指の長さのバランスなども見直し、ものをつかんだり、片手で10キロのものまで持ち上げたりできるようになったという。

火災現場は常に危険がつきまとう。現場に駆けつけながら、消防士が近づけないことも往々にしてある。そんなとき、ウォークマンがいたら。近い将来、ウォークマンによって助かる命が出てくるかもしれない。

WALK-MAN

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