悪くないのに「すぐ謝ってしまう人」をやめるための、3つの方法
こんにちは!修羅ガールです。
みなさまは“ついついやってしまう、自分の癖”について、考えたことはありますか?癖には良いものも悪いものもありますが、“悪い癖”は、自分で気づかないうちに自分を悪い状況に追いやってしまうことあるので注意したいものです。その一つが“謝り癖”。
条件反射のごとく、すぐ謝ってしまうことはありませんか?かくいう私もその一人、自分はちっとも悪くないのに、なんだかついつい「ゴメンナサイ」と、謝ってしまうのです。今回は、謝り癖を直したい人必見の、すぐ謝ってしまうメカニズムと、ちょっとした“脱・謝り癖テクニック”についてご紹介していきます!
謝りまくってしまう人は“良い人”の象徴!?
あなたはどんな時に“ついつい謝って”しまいますか?謝り癖のある人には、こんな思考や習慣が身に沁みついていたりします。
例えば、“自分の発言より、相手の言ってきていることのほうが正しいのでは?”という自信のなさからくる、「ゴメンナサイ」。
何か良くないことが起こってしまった時に、“もっと自分がこうできたのかもしれない。あのとき自分がこうしていれば・・・”という反省・後悔の気持ちからくる「ゴメンナサイ」。
複数の人がいる中で状況が悪くなった時に、“とにかくこの場を、極力衝突なくなんとかせねば!!”という危機回避・状況打破の思いからくる「ゴメンナサイ」。
……などが挙げられます。これがどういうことなのかというと、要するに、“責任感が強く、優しい人にありがちな傾向ということなのです。
よくよく考えてみて下さい。そもそも、何か悪いことが起こっても、その要因は様々。決して自分だけのせいだけではないことも多いし、相手が100%正しいことだって厳密にいうとないでしょう。そして、みんなの雰囲気をよくするために、過剰に自分がへりくだる必要だってないはずです。
本来ならば、優しく・責任感の強いことは決して悪いことではないはず……ですが、これが自分にとってとんでもない仇となって返ってきてしまうことがあるから、この癖は厄介なのです。
謝り癖は悪いことを引き寄せる!?
さて、謝りまくると、どのような悪い形で返ってきてしまうのでしょうか……
1つ目に他者からの心理的な“怖い人・厳しい人フィルター”がはずれます。このことが好転して『親しみやすい人』として認識してもらえれば問題ないのですが、逆に「あの人にはなんでも言っていい、なんでも頼みやすい」という認識につながると由々しき問題になります。最悪のパターンとしては「あの人には、押し付ければやってくれる」と思われるケースです。“すぐに謝る人 = 弱気な人”と思われることで、そこに漬けこもうとする人が出てきてしまうわけです。2つ目に、すぐに謝ってしまうことで「自分に自信がない人」と認識されるリスクが生じます。肝心な場面や初対面で「この人、大丈夫なの・・・?」という不安感を相手に印象づけてしまうと、大事な仕事を任せてもらいにくくなることも。
3つ目に、肝心な時の謝罪の効果が落ちてしまうパターンです。
「口先では謝っているけど、本当に悪いと思ってる?」
「(ちょっと怪訝な顔をされながら)いっつも謝ってくるよね。どうして?」
……と、心外な誤解やかえって気を悪くされることも。実は私も、これらの指摘を面と向かってされたことがあり、「相手を不快にさせないために謝っているのに、逆効果~!!」と残念な気持ちになるのと同時に、「確かに謝り癖が染みついているのかも……」といたく反省した経験があります。
実践!!謝り癖を直す3つのテクニック
この厄介な悪習慣「謝り癖」を直すには、“自分で意識すること”と、“他者を巻き込む”ことが大きなポイントとなります。
1、 他者を巻き込んで仕組みを作る
謝り癖は自分ではなかなか気づきにくいもの。なので、矯正に協力してくれる第三者を募ってみましょう!
「これから自分が謝る必要がないのに謝りワードを発してしまったら、1杯のコーヒー(ビールでもなんでも可)を奢ります!!だから、指摘してください!」……と、他者にメリットを提示した上で宣言し、自分でも強制的に意識をする仕組みづくりをするのです。謝りワードを連発していたらお財布が苦しくなるし、協力者も常に指摘してくれるようになるので、“ヤバイ!また言ってしまった!!”と否が応でも気づけるようになります。
2、 別の言葉に変換する
謝りワードの代表格といえば、「ゴメンナサイ」と「スイマセン」。
日常でよく使う、最初に「ご」が付く単語と言えば、「ゴメンナサイ」か「ゴハン」が主流ですよね(←強引w)。それを踏まえて「ご……」と発しかけた瞬間に「ゴハンいきましょう!!」と言い換えたり、「ご……ありがとうございます!!」と、別の言葉に瞬時に変換することを意識してみましょう。「スイマセン」も同様に、「す……ステキなご指摘感謝です!」とか他の言葉にすり替えてしまうのがおすすめです。
このテクニック、実際にやってみれば分かるのですが、謝りワード以外に変換しても、意外と違和感がないのです。いかに普段から無駄に「ゴメンナサイ、スイマセン」と乱発しているか身に染みて分かります。このテクニックを活用していくうちに、自然と否定的な言葉が出てくる回数が減るので、自己否定感も和らいでいきます。
3、同じ謝り癖のある人への対応に気を配る
謝り癖がある人はあなただけではありません。見渡せば意外と身の周りに多くいるものです。そこで、誰かが不要な謝りワードを発してきた際には、「とんでもない!」もしくは、「いやいや、こちらこそ!」と声をかけてあげてください。
2つ目の「こちらこそ」という言葉は、私が実際に言われて嬉しかった受け答えの一つです。屈託のない笑顔で「こちらこそいつもありがとう!」と言われたこともあって、とても気持ちが軽やかになったことがあります。
いざ「こちらこそ!/とんでもない!」と言われて悪い気になる人はまずいません。
良い言葉って、こんなにも気持ちが救われるんだなぁと実感したので、ぜひ意識して言うようにしてみてください。
まとめ
謝り過ぎることのデメリット、実感してもらえたでしょうか。一方で、素直に謝ることができないのも問題ですが(苦笑)、過剰に謝ることが逆効果を生み、どんどん自分を卑下してする要因にもなってしまうのです。
ご紹介したテクニックは全部今すぐできることなので、サクッと“脱・謝りまくる人”になって、自信と明るい毎日を取り戻してくださいね♪
【修羅ガール】
難聴と、何故か遭遇しがちな修羅場と闘うことがよくある波瀾万丈系オンナ。事業会社でのマーケティング・PRや広告業界を経て、現在はフリーライターとして活動中。こんなんで元モデルでもある。
関連記事リンク(外部サイト)
もう泣き寝入りはしたくない! 反論上手だけが知っている「うまい反論の仕方」とは?
【頭真っ白…】プレゼンで失敗する人の「残念なこだわり」
安全?安全じゃない?「仮想通貨」の真実とは
ビジネスパーソンのための、キャリアとビジネスのニュース・コラムサイト。 キャリア構築やスキルアップに役立つコンテンツを配信中!ビジネスパーソンの成長を応援します。
ウェブサイト: http://next.rikunabi.com/journal/
TwitterID: rikunabinext
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。