秋葉原のスマートホステル“&AND HOSTEL”で備え付けの『Google Home』からIoT機器の音声操作や音声通知が利用可能に

秋葉原のスマートホステル“&AND HOSTEL”で備え付けの『Google Home』からIoT機器の音声操作や音声通知が利用可能に

スマートロックやスマート照明などのIoT機器を宿泊客が利用できる“IoTルーム”を擁し、福岡や上野など全国5か所で展開しているスマートホステルの“&AND HOSTEL”。2月開業の“&AND HOSTEL AKIHABARA”では、スマートスピーカーを利用したIoT機器サービスを2月20日から提供開始します。2月16日に開催された内覧会を取材してきました。

andhostel2

“&AND HOSTEL”のIoTルームでは、部屋の鍵としてスマートフォンを宿泊客に貸与。機器ごとに種類がバラバラなアプリを使うのではなく、専用アプリひとつで鍵を開ける、電気をつける、エアコンをつけるなど、部屋に備えた複数種類のIoT機器を操作できます。

andhostel3 andhostel4 andhostel5

“&AND HOSTEL AKIHABARA”では、スマートスピーカー『Google Home』を設置したIoTルームを提供開始。鍵代わりのスマートフォンアプリのほかに、IoT機器を音声で操作したり、センサーをトリガーにした音声通知を利用することができます。

andhostel6 andhostel7

音声操作できるIoT機器は、スマート照明、テレビ、カーテン、空気清浄機、アロマディフューザーなど。『Google Home』に「OK Google、ちょっといい?」と話しかけると専用モードになり、「何かご用でしょうか?」と聞き返してきます。例えば「おやすみモードにして」と話すと、カーテンを閉めて照明を暗くし、リラックスできるアロマを供給するなど、複数のIoT機器を同時にまとめて操作することが可能。大崎電気工業が提供するスマートホーム向けIoTサービス『ホームウォッチ』を活用したもの。

andhostel8

IoTルームでは共用シャワーに設置したセンサーやラウンジに設置した顔認識カメラから、シャワールームの空き状況やラウンジの人の集まり具合をスマートフォンから確認できるのですが、このサービスも『Google Home』から利用可能。「シャワー空いてる?」と聞いてシャワールームの空きを確認したり、ラウンジの人が増えると「ラウンジに人が集まっていますよ。遊びに行ってみませんか?」と音声通知を受け取ることができます。

音声通知は、ヤフーが提供するIoTプラットフォーム『myThiings』との連携によるもの。ほかにも定期的に天気情報を読み上げたり、センサー情報をトリガーにして「部屋が乾燥しているようです。アロマをつけませんか?」と音声で案内するサービスを提供します。

スマートスピーカーを利用したIoTサービスは“&AND HOSTEL AKIHABARA”のほか、3月から開業する“&AND HOSTEL KANDA”でも提供を予定しています。

&AND HOSTEL AKIHABARA
https://andhostel.jp/akihabara/

  1. HOME
  2. アキバ
  3. 秋葉原のスマートホステル“&AND HOSTEL”で備え付けの『Google Home』からIoT機器の音声操作や音声通知が利用可能に

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。