逃げ場は3つ作れ!「自分らしく」いるための心の休め方
忙しい / 忙しくないに関わらず、気が付いたら「疲れた」が口癖になっている人ってよく見かけませんか?かくいうワタクシ、修羅ガールも昔はそんな一人でした。でも、忙しくても「楽しい」って言っている人もいたりしますよね。
この違いは何か?……それは自分をうまく癒せる“逃げ場があるかないか”にあり!です。今回は、 自分が自分らしくいるための”逃げ場を作る”重要性と、その作り方のコツについてのお話です。
最低でも、3つに分けた逃げ場を作ろう
そもそも、「逃げられない!」と感じる時とはどんな時でしょう?
おそらく皆様は、「仕事」と答えることが多いはず。
会社にいる間はもちろん、帰宅しても、寝ても覚めても、休日でさえも仕事のことを考えてしまう、仕事に追われているような気がする……そんな必要はないはずです。
“仕事にとらわれ思考”は、結果的に仕事の生産性が落ち、残業が増えてしまい、心身ともに疲労に繋がりやすくなります。仕事を早くスッキリ終わらせて、仕事中も含めて自分がイキイキとするためにはいかにリフレッシュできるかが大切!……そのための“逃げ場”なのです。自分らしくいるための“逃げ場の軸”として、ワタクシ修羅ガールから下記の3要素をご提案したいと思います。 『没頭空間で冷静に』 『非日常体験でリフレッシュ』 『仕事絡みではない人と交流する』
3つ全てが揃っている必要はありません。1つずつでOKです。これからそれぞれの要素について、具体的に解説していきます!
1. 没頭空間で冷静に
冷静になれる場所ってどこでしょう?……ズバリそれは “他にできる事がない、それ専用の空間”のことです。
例えば、私の知人に映画『スター・ウォーズ』の大ファンの人がいます。彼は、徹底的にスター・ウォーズの世界に集中&何にも邪魔されずに浸るために、わざわざ住むところとは別にアパートの1室を借りています(名付けて『スター・ウォーズ(フォース)部屋』)。疲れたり、自分を取り戻したい時などの駆け込み寺として大いに活用しているそうです。
アパートはお金のかかる例ですが、要するに自分の好きな事で1人になれる、そして余計なものが一切ない空間であればいいのです。すなわち、漫画喫茶の個室だって立派な空間になり得るということです。漫画を読むことだけに没頭できる空間に身をおく……そういったことが大事なのです。そうすると、がんじがらめな思考がふっと緩まったり、冷静になれたりします。
2. 非日常体験でリフレッシュ
私の友人で“週末農家”を始めた人がいます。
彼女は、目まぐるしく動く仕事や諸々の生活環境に心も体も疲れ切ってしまい、土日もその思考が離れないために「生きた心地がしない」と悩んでいました。そこで、思い切ったリフレッシュをするために、都内近郊に田畑を借りて畑を耕し始めたのです。農業をやるためは、いつもと違った筋肉を使います。環境もオフィスビルと違って屋外に。そして、どうやったら効率的で美味しい作物が育つのかを考えるため、日ごろ使わない脳の使い方をします。こうした慣れないこと=非日常を体験することによって、日常生活での思考が強制的にうまく切り離せるようになるのです。
週末農家のような大掛かりなことでなくとも、プラモデル作りや陶芸など自分の好きな事・興味のあることならなんでもいいので、日ごろ動かさないカラダやアタマを使う場を設けるのがおススメです。
3. 仕事絡みではない人と交流する
3つめは、仕事絡みではない人と交流することです。出来れば、“全く違う世界で生きている人”がオススメです。
例えば、料理人。彼らは珍しい食材・新しい味を探求することに余念がなく、目のつけどころが一般人では考えられないところにまで及びます。少し前の話ですが、とある料理人が主催のホームパーティに行ったところ、ハクビシンやカンガルー、そしてラクダを調理したものが次々とでてきて、とても驚いたことがあります。食材の仕入れ先などは教えてもらえませんでしたが、いかに食べやすく/美味しくなるかや素材ごとの特徴まで、とにかく彼のお話は仰天アイデアの連発。そうした探求心だけでなく、「人を喜ばせたい・ビックリさせたい」という心を何よりも大事にして、日々料理の開発をしているとのことでした。
その料理人と交流することで、楽しかったのと同時に、その考えにとても感動し、日常生活で嫌に思っていたことが瞬時にどうでもよくなりました。そう、全く違う世界で生きてる人と交流することで得る楽しさは「嫌な思考」を打ち消すのです。
一方、仕事絡みでない人と交流することについては注意点もあります。
それは、たくさんの気付きや刺激を与えてくれるからといって、依存しすぎると逆効果になってしまうこともあるということです。別世界の相手と自分を悪い意味で比較したり、その結果劣等感を抱くようになっては意味がありません。
そうならないようにするには、ひとりでもリフレッシュできる時間・場所・方法をまずしっかり確保しておくこと。様々な刺激や感動がスッと心に入ってくる余裕をもっておくことが大切です。
まとめ
「忙しくて時間がない」と言い訳をした人に対して、「時間は自分が意識して作るものだ」と名言を返した人がいました。その人は仕事がどんなに忙しくてもプライベートの予定を欠かしたことがなく、いつもニコニコしていたことを覚えています。
皆様もぜひ、自分らしくいるために “充実した逃げ場づくり”に励んでみてはいかがでしょうか?
【修羅ガール】
難聴と、何故か遭遇しがちな修羅場と闘うことがよくある波瀾万丈系オンナ。事業会社でのマーケティング・PRや広告業界を経て、現在はフリーライターとして活動中。こんなんで元モデルでもある。
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