インターネットユーザーが選ぶ今年の漢字は「崩」

ネット今年の漢字2008に選ばれた漢字は「崩」

ネット今年の漢字2008に選ばれた漢字は「崩」

未来検索ブラジルが主催し、本誌『未来検索ガジェット通信』も全面協力している年末イベント『ネット今年の漢字2008』の結果が、発表となりました。2008年を象徴する漢字の選定は、すべてインターネットユーザーの投票によっておこなわれ、最終的に選ばれた漢字は「崩」でした。

それでは、それ以外の投票上位となった漢字や、アンケートに寄せられたユーザーの声を見てみましょう。いったいなぜこの漢字が選ばれたのでしょうか? まずは、投票上位となった漢字を見てみましょう。

投票上位となった漢字
1.崩
2.鬱
3.偽
4.毒
5.迷

2008年は経済の急速な悪化などがあり、明るい漢字が上位にひとつもないという結果となりました。続いて、投票時に寄せられたユーザーコメントからいくつか紹介をさせていただきます。

<ユーザーの声>※句読点以外ほぼ原文のまま
「アメリカの経済が崩れて、日本も大規模な影響を受けている現在、安定が崩れさったというイメージが強いので、そのまま “崩” を選びました」

「崩にした。日本含め世界経済 “崩壊” したから早く株価戻ってくれ(笑)」

「日本のお国柄なんだろうけど、トップに立つ人間が決断力なさすぎ。という訳で “迷” にしました」

「大学3年だから “職” を最初に思いついたな。あと1年早く生まれたかったわ」

「ぎょうざ、メラミン、汚染米……。“毒” が印象深い」

「今年という年は無かったことにしたいので “無”

以上、『ネット今年の漢字2008』の結果発表でした。あなたのイメージした漢字は上位に入っていましたか? なお、すべての結果とコメントは『ネット今年の漢字(最終投票)』から閲覧することができます。ぜひ、ご覧ください。2009年は明るい漢字が上位に入ればいいですね!

○投票方法について
投票は「予備調査」と「最終投票」の2回に分けておこないました。まず予備調査がおこなわれ、そこで上位となった漢字15文字をピックアップして「最終投票」を実施いたしました。予備調査と最終投票をあわせた総投票数は12,866票でした。
 
 
■ネットの漢字と流行語に関するリンク
ネット今年の漢字(最終投票)を読む
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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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