「TELLO」はIntelとDJIの技術を詰め込んだ$99のトイドローン、アプリを自作することも可能

市場にはスマートフォンで飛ばすトイドローンが多数存在しますが、その中での Ryze Robotics によって開発された「TELLO」は Intel と DJI の技術協力を得て開発され、将来性が高く今後ヒットしそうな予感がします。Ryze Robotics は中国のスタートアップで、TELLO には Intel のドローン用プロセッサと DJI のフライト技術が詰め込まれており、$99 と安いながらも、安全で高度なフライトを楽しむことができます。TELLO は子どもやドローン初心者をターゲットにしたトイドローンなのですが、前面に 720p での Wi-Fi FPV 転送が可能な 500 万画素カメラ、下部には DJI ドローンに見られるビジョンポジショニングシステム、さらに着脱可能な 1,100mAh バッテリーを搭載しており、トイドローンにしては長い 13 分間のフライト時間を達成しています。ビジョンセンサーが付いているのは非常に大きいですよね。おそらくホバリングは安定しているので室内で安全に飛ばすことができそうです。また、TELLO では DJI ドローンに搭載されている一部のインテリジェントフライト機能()オービット飛行、ドロニーショット、フォロー & ゴー)、さらに 360 度ターン、フリップ、バウンスなどのアクロバット飛行も可能となっています。興味深いのはプログラマブルな設計だということです。TELLO ではブロックベースのプログラミング言語を使って開発されたアプリを実行することができ、ドローンを活用したアプリ開発の学習にも役立ちます。TELLO はスマートフォンアプリを使って操縦するのが基本となっているため操縦可能な距離は 100m 前後と狭くなっています。GPS を内蔵しないトイドローンなので、操縦可能な範囲はこの程度で十分でしょう。TELLO は 2018 年 3 月に中国で最初に発売されます。その後は欧州と北米市場で発売されることになっており、それ以外の市場における発売時期は不明です。Source : DJI

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