悲報 Project Tango 終了のお知らせ、ARCoreが後を引き継ぐ
Google は 12 月 15 日、モバイルデバイスにおける拡張現実(AR)の性能向上と利用促進を図るために 2014 年に立ち上げた「Project Tango」を終了させ、このプロジェクトで培ってきた経験や成果を今年立ち上げた「ARCore」に引き継ぐことを正式に発表しました。Project Tango では AR アプリの動作で専用のハードウェアが必要になる一方で、ARCore では一般的なカメラのみで AR アプリを動かすことができます。この専用ハードウェアの必要性が OEM メーカーによる採用のネックになったようで、Tango に対応したスマートフォンが商品化されたのはわずか Lenovo Phab2 Pro と ZenFone AR の 2 機種に留まりました。Google はこのことを ARCore Developer Preview 2 のリリースと一緒に発表しています。Tango 対応デバイスの今後は不透明ですが、おそらく Tango 対応アプリはもう増えないと見られます。また、ARCore は今後数ヶ月の間に v1.0 へと昇格し、正式にリリースされる予定です。Google によると、正式版のリリースによって 1 億台以上の Android デバイスで ARCore を利用できるとしているので、対応デバイスはかなり多いと見られます。Source : Google
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