動画:看護師の帰国日に姿を見せなかった姉弟のその後は!? 石鹸での手洗いの大切さを訴えるムービー『また、明日。』[PR]

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1877年に設立された博愛社(日本赤十字社の前身)から数えると2017年で140周年を迎える日本赤十字社は、毎年12月にNHKと共同で『NHK 海外たすけあい』を実施していますが、その一環として感染症予防のための保健衛生活動をクローズアップしたショートムービー「また、明日。」が公開されています。

【日本赤十字社】ショートムービー「また、明日。」 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eJtt_Mu8LEI [リンク]

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とある病院の看護師長・望月愛は、10年前に東南アジアで感染症予防に携わり、子どもたちに手洗いなどの保健衛生活動をしていました。

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とりわけ印象的だったのは、ヘレンとパブロの姉弟。ふざけて手を洗わないパブロを捕まえて、「石鹸でしっかり泡を立てて、このように手を洗ってね」と教える愛の姿。

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大きな声で「マテ・アシテ(=また、明日。)」と間違った日本語で挨拶をするヘレンとパブロ。その姿に笑顔を浮かべる愛でしたが……。

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帰国の日、愛の運転する車を追いかけて見送りをしてくれる子どもたちの中に、ヘレンとパブロの姿はありませんでした。そのことが、愛の心にずっと引っかかっていました。

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ある日、愛は廊下で「マテ・アシテ」と声をかけられます。そこには成長したヘレンの姿が。病院が受け入れているは外国人看護師の研修生として来日していたのです。

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涙を流して抱き合う愛とヘレン。ヘレンは、最愛の弟パブロをコレラで亡くし、看護師になることを誓ったのだといいます。

世界では未だに1億3000万人が、紛争や自然災害、飢餓、病気などで命の危機に直面しており、日赤が行う国際支援活動をより多くの人に知ってもらうためにこのムービーが制作されたといいます。感染症が猛威をふるう土地では手洗いをすることが何よりも大切な予防だと感じられるストーリー。2017年の『NHK 海外たすけあい』は12月25日まで。世界50の国と地域の人びとへ支援を届ける予定となっています。

NHK海外たすけあい(日本赤十字社)
http://jrc-tsudukeru.jp/

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: https://note.com/parsleymood

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