自分だけ身を守ろうとした? それとも部下を助けた? 『機動戦士ガンダム』のあるシーンの解釈が分かれる
1979年に放送されて以来、今や一大コンテンツとなっている『機動戦士ガンダム』。それぞれのファンによって好きなシーンはさまざまでしょうが、ある『Twitter』ユーザーが「#細かすぎて伝わらないガンダムの好きなシーン」のハッシュタグをつけてツイートしたシーンが、さまざまな解釈ができる隠れた名シーンとして注目されています。
ワイ社畜だけどこのシーン見ると何故かスカッとするんです
#細かすぎて伝わらないガンダムの好きなシーン pic.twitter.com/31b5r1vgqT— Mobius/ZZ (@Mebius_0315) 2017年11月28日
ワイ社畜だけどこのシーン見ると何故かスカッとするんです
塹壕から部下のザクを突き飛ばして、指を差す中退長機ザク。その直後に砲弾が飛んできて塹壕にいた中退長機は木っ端微塵になって頭が飛んでいく……というこのシーン。見方によっては、無理やりに部下を突撃させたように感じられ、「間抜けなシーン」「上官機いいザマ」といった反応がありました。
一方で、別のユーザーからはこんなツイートも。
部下「私も残って死守します!」
上官「何をッ、貴様のようなひよっこに居させる場所はないっ!足手まといだ、出ていけ!」
部下「うわーーーっ」
上官 (嫁さんと子供によろしくな…)無理やり感動秘話っぽくしてみる(笑) https://t.co/SYJKTF8oxK
— すとくら(アイコンはヘンリー8世) (@Sto_kra2) 2017年11月29日
部下「私も残って死守します!」
上官「何をッ、貴様のようなひよっこに居させる場所はないっ!足手まといだ、出ていけ!」
部下「うわーーーっ」
上官 (嫁さんと子供によろしくな…)無理やり感動秘話っぽくしてみる(笑)
セリフがないシーンだけに、「部下を突撃させて自分は隠れる上官」と見るか、「部下を逃して自分は倒される上官」と見るか、解釈が分かれるところではあります。一方で、「ザクの動きが細かい」といった作画について感嘆するツイートも多数見られ、『ガンダム』の隠れた名シーンと呼ぶに相応しいのではないでしょうか。
(c)創通・サンライズ
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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