ハウス食品・クリームシチューがお鍋にライバル宣言! 第2弾アクションは“ちゃんこ鍋屋に直談判”!?
2017年11月14日、東京都・神楽坂のちゃんこ鍋屋“ちゃんこ黒潮”にて、ハウス食品がプレス向け説明会&試食会を開催した。なぜちゃんこ鍋屋なのだろうか? 現在、ハウス食品は、『クリームシチューのライバル宣言~お鍋に、負けたくない。~』として、2017年冬のキャンペーンを実施している真っ最中。「冬に家庭で出てくると嬉しい料理」2位である「クリームシチュー」が、1位の「鍋」にライバル宣言を行うことで、クリームシチューを冬の料理の主役として認めてもらうため、3大アクションを実施するという本キャンペーン。
先週開始され、反響を呼んでいる第1弾アクションの『Twitterキャンペーン』に続き、謎のヴェールに包まれていた第2弾アクション『お鍋の専門店に直談判! クリームシチューを正式メニューとして提供』に関する情報が解禁されるとのことで、ガジェット通信も取材に行ってみた!
会場である“ちゃんこ黒潮”に到着すると、スクリーンには「ちゃんこ鍋屋に直談判! プレス説明会」という文字が表示されていた。どうやら“お鍋の専門店”は、“ちゃんこ鍋屋”に絞られたようだ。
プレス説明会が始まると、ハウス食品 食品事業二部長の宮戸洋之氏から、プロジェクトに関する詳細説明が行われた。
クリームシチューの商品シェアの約7割を占めるハウス食品だが、本キャンペーン実施背景として、商品売り上げの低下を挙げている。2011年以降、クリームシチューの商品売り上げが下がり続ける一方で、売り上げ低下の原因が中々わからなかったという。そんな中、同社は“真のメニュー課題を知る”活動を地道に続け、ついに2つのユーザーインサイトに辿り着いた。それは、「有職主婦の増加(時短調理希望者の増加)」と、「鍋つゆ・簡便調味料の競合増加」だ。
今まで、メーカー側は“主菜”として扱って来たクリームシチューだが、調査の結果、クリームシチューを“副菜”“汁物”として扱う家庭が増えて来ているということがわかった。家庭でクリームシチューのみを出した際、旦那や子供に「これだけ?」「肉は?」「どうやって白米食べるの?」と非難されるということを理由として、クリームシチューをメインの料理として扱わないという家庭が増えて来ているのだ。そこで、今回クリームシチューを“主菜”ポジションとして確立するため、本キャンペーンを開始したという。
現在実施中の第1弾アクション『1000名様にクリームシチューをお届け!Twitterキャンペーン』では、11月30日(木)17:00までの間、ハウス食品グループ公式『Twitter』アカウント(@housefoods_now)をフォローし、本キャンペーン対象ツイートをリツイートすると、抽選で1000名にハウス食品クリームシチューセットが当たる。当初、500名を予定していた本キャンペーンだが、好評につき急遽募集枠を1000名に増枠したという。
第1弾アクションとして公開されたウェブムービーも、動画内の斬新な設定と、秋元康プロデュース“劇団4ドル50セント”の湯川玲菜が主演を務めていることが話題を呼び、もう少しで100万回再生を達成するところ。
そんな第1弾に続き、第2弾アクションとして、今回は都内の有名ちゃんこ鍋屋3店舗とのコラボレーションが決定したのだ。2017年11月16日(木)~2017年12月27日(水)、“ちゃんこ黒潮”“彩乃風”“浅草ちゃんこ場”の3店舗にて、期間限定でなんと“クリームシチュー”がメニューとして提供されるという! 冬の現主役である“鍋”を提供するちゃんこ鍋屋と、主役の座を狙うクリームシチューが、まさかの直接対決を行うのだ。
プレス説明会では、ちゃんこ鍋屋を代表して、“ちゃんこ黒潮”の店主・後藤健二郎氏が登場。「この冬、クリームシチューは、冬の主役になるべく精進してまいります!」という、ハウス食品宮戸氏の言葉に対し、元・力士の“琴黒潮”である後藤氏は「喜んで受けます! ごっつぁんです!」と、笑顔で応対した。
今回、“ちゃんこ黒潮”では、通常メニューの“3大名物料理”の1つである鹿児島県の郷土料理“黒豚とんこつ”をアレンジし、期間限定で特製クリームシチューが提供される。和風だしで6時間煮込んだ黒豚の軟骨、大根、こんにゃく、にんじんを、クリームシチューとともに更に1時間煮込み、完成した珠玉のクリームシチュー! 具材だけ見ると、“おでん”を彷彿とさせるが……。一体味はどのようなものなのだろうか?
実際に試食してみると、口いっぱいに“ほっこり”と広がる幸福感に驚かされた! 名物“黒豚とんこつ”の黒豚と、クリームシチューの相性がバッチリなのだ。更に、柔らかく煮込まれた大根を1かみすると、ジュワーっと口の中でまろやかな汁が広がり、にんじんは持前の甘さをここぞとばかりに発揮している。一見クリームシチューとは合わないように思われるこんにゃくも、和風だしで大人な味付けが施されている今回のクリームシチューでは、その弾力が旨味を増させ、絶妙なハーモニーを奏でている。まさに、“日本人好みな和風クリームシチュー”の誕生だ。
“ちゃんこ黒潮”以外の2店舗でも、それぞれ思い思いのクリームシチューが提供される予定だ。
“彩乃風”では、8時間しっかりと煮込まれた“彩乃風特製黄金スープ”にクリームシチューが加わり、塩気のある和風クリームシチューが提供される。シメには、ほうれん草が練りこまれた生パスタも用意され、ちゃんこ鍋屋らしからぬ、イタリアンな新メニューが登場! “浅草ちゃんこ場”では、看板メニューの“特製塩ちゃんこ鍋”をクリームシチューに変身させる特別メニューが提供される。シメにごはんを投入すれば、チーズや卵黄が絡んだリゾット風クリームシチューが完成するという。
実施期間は、2017年11月16日(木)~2017年12月27日(水)。この冬、今まで味わったことのない、ちゃんこ鍋屋特製のクリームシチューをご賞味あれ!
『クリームシチューのライバル宣言~お鍋に、負けたくない。~』特設サイト
https://housefoods.jp/data/stew_c/nabe/index.html
“ちゃんこ黒潮”公式HP
http://chanko-kuroshio.jp/[リンク]
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 吉田海音) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。