【職業コラム】花屋に憧れる女子は多いけどそんなに甘くないしむしろチョー厳しすぎるよ / 生花店

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花屋は花を扱っているだけあって華やかなイメージがあります。「花に囲まれて働けるなんて幸せ」と思っている人もいると思いますが、それは間違いではありません。しかし、それ以上に厳しい現実があるのです。花屋は、想像していたものとはまったく違う、非常に厳しい職業なのです。

・花屋は厳しい仕事
花屋で厳しいポイントは3つあります。特に厳しいのが、水を扱っている点。本来とは違う意味で「花屋は水商売」と言う人もいるほどで、花屋が厳しい仕事であるいちばんの原因が水ともいえます。ということで、花屋が厳しい3つの理由をお伝えします。

・花屋が厳しい3つの理由
1. 水切りが厳しい
市場から入荷した花をシャキッとせて長持ちさせるため、茎の先端を水につけた状態で、花ばさみで切ります。夏はまだ良いのですが、秋~春は手が冷え、感覚がなくなることさえあります。水切りはお湯を使用するわけにいかないので、常に冷水でする必要かあるのです。手の冷えだけでなく、手もカッサカサに荒れます。

2. エアコンが厳しい
夏は常に冷房、冬は常温のままエアコンなし。つまりいつも店内は冷えた状態に保つ必要があり、体も冷えます。お客さんが多い花屋はどんどん売れるのですぐ在庫がなくなるため、ストイックに冷たくしない店もありますが、基本的に冷たい店内にする必要があります。冬は厚着をしても限界があるため、特に冷え性な女子には地獄です。

3. 職業性鼻炎が厳しい
普通に家庭で飾るだけならば問題ないと思いますが、大量に、そして常に花に囲まれていると、職業性鼻炎が発生することがあります。事実、花の影響で鼻炎になりました。花に囲まれているだけでなく、花に触れて、同じ空間にずっといるわけですから、けっこう深刻です。カーネーション、リリー、チューリップなどは特に職業性鼻炎の原因になるのではないかとの研究結果もあります。

・花を買って眺めたほうが幸せ?
花を見る野が好きな人は、花屋で働くことを一歩踏み留まって「花を買って眺めたほうが幸せ」なのか、「花を仕事にしたほうが幸せ」なのか、よく考えたほうが良いと思います。かなり厳しいお仕事なのです。もちろん、やりがいはありますけどね。

もっと詳しく読む: 【職業コラム】花屋に憧れる女子は多いけどそんなに甘くないしむしろ厳しすぎるよ / 生花店(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2017/11/07/occupation-column-flower-shop/

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