【日曜版】富士の裾野に柳楽優弥を見た!【映画・戦慄迷宮3D】
富士急ハイランド内の、ギネスにも登録されている世界最長のお化け屋敷「戦慄迷宮」を原案に制作される日本初デジタル3Dアトラクションムービー、それがこの『戦慄迷宮3D』なのだ!!!
なんだかんだでその『戦慄迷宮3D』のヒット祈願&制作発表記者会見が行われる富士急ハイランドへ全力で行ってきてみました。アトラクションを原案にしてるだけあって、その撮影現場もそのままずばり『戦慄迷宮』内。営業時間外に昼夜逆転でスタッフは日夜撮影に励んでいるのです。ギギギでお馴染み『呪怨』シリーズでハリウッドも席巻した清水崇監督と、ダイハツミラでお馴染み柳楽優弥がタッグを組んだ本作品は、これまでのホラー映画の常識とは一線を画した”霊や血や死に依存しない”人の精神の”怖さ”を全面に出した映画らしいです。
しかも日本映画界を影で支えるIMAGICAの全面協力で、本作品の為に世界最高性能と言っても過言ではない小型3Dデジタルカメラを新たに開発。恐るべき臨場感と役者陣の緊迫の演技を支えるのはメイドインジャパンによる最新のテクノロジーなのです。
今回の記者会見には、清水崇監督を始めとして前田愛・蓮佛美沙子・柳楽優弥・勝地涼・水野絵利奈と豪華メンバーが勢揃い。いつもはスクリーンや地デジカでしか見ることの出来ない役者の素顔を垣間見ることが出来ました。何とかしてワイドショー的な下世話なネタを仕込もうと必死な日刊スポーツの綺麗な記者の方や、逆に記者からの質問を微妙に汲み取ることが出来ずにピントのずれた質問を役者陣にしてしまうMCの方など、そこには芸能社会の難しい縮図が垣間見えたりします。
そもそも役者はその名の通り役を演じてなんぼの仕事なわけで、あらゆる作品において性格も思考も異なる様々なキャラクターを演じ分ける才能があるからこそ、こうして一線にいるわけです。ですので、何の役柄も与えられていない記者会見(いや、勿論出演してる作品の”宣伝”の為ですからやるべきことはあるかもしれませんが)において、特に柳楽優弥においてその質疑応答への対応が酷かろうが、ヒット祈願の神妙なイベント中の際のニヤケっぷりが気になろうが、それはこの記者会見での役がきっと彼には明確に伝わっていなかったのだろうと思うと心が痛いばかりです。
恐らく日本でのナンバー1のホラーヒットメーカーである清水崇監督ですので、作品への期待は留まることをしりません。3Dという新たな挑戦も一層期待を加速させます。『呪怨』シリーズの新作も6月27日公開ですし、噂通りなら『寄生獣』のハリウッドで映画化も待っています。清水崇監督の新たな挑戦をこれからも見続けていきたいと思います。
『戦慄迷宮3D』“THE SHOCK LABYRINTH”
清水崇監督作品
柳楽優弥・蓮佛美沙子・勝地涼・前田愛・水野絵梨奈・松尾スズキ
プロデューサー : 小椋悟、谷島正之、宮崎大/脚本:保坂大輔/
HP=http://3D-SHOCK.asmik-ace.co.jp
3D技術協力 : IMAGICA
プロダクション協力 : アグン・インク
原案 : 富士急ハイランド「戦慄迷宮」
10月東京・新宿バルト9 大阪・梅田ブルク7 ほか全国ロードショー
(c)ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009
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