日本製!超薄型有機太陽電池を搭載した洗濯できるスマートテキスタイルを理研が開発中

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理化学研究所を中心とする共同研究チームが、洗濯可能なスマートテキスタイルを開発し海外からも注目を集めている。

・超薄型、薄型有機太陽電池の開発に成功

今回開発されたのは、厚さ3マイクロメートル(μm、1,000分の3mm)という超薄型の有機太陽電池というもの。厚さ1μmの基板フィルムおよび封止膜を利用しており、曲げたりつぶしたりしても動作可能だという。衣服に貼り付けることができるため、衣服や布地に埋め込むことで、情報収集や遠隔管理などに活用することができるという。

・伸縮性と強い耐水性の実現

高い伸縮性と耐水性を兼ね備えており、洗濯も可能。2時間の浸水時にもエネルギーの交換率はたった5%程度の低下に止めることに成功した。同素材を利用したウェラブル端末に向けた長期安定電源として大きく貢献するものと期待が集まっている。

世界中で開発が進むスマートテキスタイル。ファッションやアートの分野では新たなる表現手段の一つとして、また医療などの分野では検査時・治療時の新たな手段として、今後の開発に大きな注目が集まっている。

理科学研究所

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