人工知能を活用した、ウェアラブル型の高齢者遠隔見守りシステム「Aifloo Band」
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・ウェアラブル端末で高齢者の行動を検知し、人工知能がモニタリング
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このリストバンドが、ユーザーの位置情報や動きを検知し、衛星を介して信号データをクラウド上に送信すると、クラウド上の人工知能システムがこれらのデータを分析し、ユーザーの活動量や食生活、睡眠時間などをモニタリング。
転んだり、食事量が減ったり、睡眠時間が短くなったりなど、何らかの異常が認められたら、専用のモバイルアプリを通じて、家族や看護スタッフにその旨が通知される仕組みとなっている。
・510万ユーロの資金調達に成功
「Aifloo」は、2017年9月、欧州のベンチャーキャピタル「EQT Ventures」から、510万ユーロ(約6億8000万円)の資金調達に成功した。
今後は、これらの資金をもとに、「Aifloo Band」のさらなる改良をすすめていく方針だ。
「Aifloo Band」は、IoT(モノのインターネット)と人工知能を効果的に活用し、高齢者の自立的な生活をサポートしながら、離れて暮らす家族に安心を届けるソリューションとして、注目に値するだろう。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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