もう逃げない!換気扇のギトギト油汚れを簡単に落とす掃除術
換気扇の油汚れは、なかなか落ちないし、外したり分解したりするのが面倒くさくてつい気づかないふりをしてしまいがち。でも油汚れは放置すればするほど掃除に手間がかかってしまいます。今回は簡単に換気扇をきれいにする掃除方法をご紹介します。
目次
油汚れ解消!換気扇の掃除方法
油汚れのない換気扇をキープする方法
油汚れ解消!換気扇の掃除方法
© PIXTA換気扇や、換気扇フィルターについている汚れは、油と埃による汚れです。
油汚れは酸性なので、きれいにお掃除するにはアルカリ性の重曹が効果的! 重曹を使った換気扇の掃除方法をご紹介しましょう。
ちなみに、換気扇などキッチンまわりの掃除をするのは夏場がおすすめ。気温が高いほうが油汚れが熱に反応して落ちやすくなるので、寒い冬場よりも掃除がしやすくなります。
準備するものと手順
【準備するもの】
重曹・・・大さじ4
ぬるま湯・・・1L
ゴミ袋(換気扇のパーツ類が入るサイズ)・・・2枚
ゴム手袋
たわし(または古い歯ブラシ)
ぼろ布
【手順】
汚れを防ぐため、ゴム手袋をつけましょう。
ゴミ袋を2重にしたものをシンクに用意し、その中にぬるま湯と重曹を入れて混ぜます。
換気扇の電源を切って、換気扇の説明書を見ながらパーツを外していきます。外れない部分を無理に外さないように注意。
取り外したパーツを重曹水が入ったゴミ袋に漬け込みます。
油汚れが浮いてくるまで放置したら、たわしや古い歯ブラシで磨き、しっかりと洗い流します。
パーツの水気をきったら、ぼろ布で表面を水分を拭き取り、乾かしましょう。
【外せない部分や頑固な油汚れには重曹ペーストでパックしよう】
取り外せない部分や、特に頑固な油汚れには重曹ペーストでパックをしましょう。
【準備するもの】
水・・・適量
重曹・・・適量
【手順】
重曹4:水1の割合で混ぜて、重曹ペーストを作ります。
気になる油汚れにヘラや刷毛で重曹ペーストを塗り、20~30分放程放置しましょう。
外せる部品の場合はスポンジで全体をこすり洗いするか、外せない場合は固く絞ったぞうきんで、重曹をぬぐうように掃除しましょう。
油汚れのない換気扇をキープする方法
© PIXTA毎日のちょっとしたお手入れで、きれいな換気扇をキープできます。
汚れが軽いうちにこまめな掃除を心がけましょう!
セスキ炭酸ソーダでマメに掃除をする
ひどい油汚れになる前に、マメに掃除をするのが大事!
マメに換気扇の掃除をする場合は、セスキ炭酸ソーダを使いましょう。
重曹とほぼ同じ役割をしてくれるセスキ炭酸ソーダは、重曹に比べて水に溶けやすいのでスプレーとして使うのがおすすめ。
スプレーボトルに水500mlとセスキ炭酸ソーダを小さじ1/2入れてよく混ぜます。
取り外せないレンジフードなどにも油汚れは付着しますので、忘れないようにスプレーをして掃除しましょう。
きっと大変な思いをして換気扇の油汚れを掃除する頻度が減るはずです。
掃除の仕上げにリンスや柔軟剤を使う
掃除の仕上げに、リンスや柔軟剤を薄く塗っておくと◎。界面活性剤の働きにより、汚れがつきにくくなります。
きれいなぞうきんにリンスを含ませて、レンジフードや換気扇フィルターの表面をコーティングするように薄くのばしましょう。
いかがでしたか? 換気扇の掃除は大変ですが、見た目がきれいになるだけでなく、換気扇の性能もしっかり発揮できるようになります。
できるだけ放置せずに油汚れのない換気扇をキープしていきましょう。
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