『リカちゃん』ファミリーにお花屋兼カフェオーナーのおばあちゃん(56歳)が新登場 系図で見る香山家とは?

リカちゃんハウス グランドドリーム

タカラトミーは、着せ替え人形『リカちゃん』の2012年度テーマを「家族」として展開、第一弾商品として『だいすきなおばあちゃん』と新しい家『リカちゃんハウス グランドドリーム』を4月26日に発売します。『だいすきなおばあちゃん』は、母方の祖母でお花屋兼カフェオーナーのおしゃれな56歳・香山洋子さんという設定。この機会に一度、『リカちゃん』ファミリーを整理してみましょう。

『リカちゃん』は1967年の誕生から45年間にわたり、時代や流行を反映しながら商品を展開。ファッションや職業はもちろん、家族もまた時代を表現してきました。

リカちゃんファミリー家系図

1968年には、時代の先端を行くビジネスウーマンとして、ママ・香山織江(33歳)が登場。パパはしばらく不在でしたが、1989年に“マイホームパパ”の登場を背景に音楽家の父・香山ピエール(36歳、フランス人)が発売されました。また、父方の祖父母は、フランス・パリ生まれでプロバンス地方在住の祖母 エレーヌ・ミラモンド(63歳)、祖父 アラベール・ミラモンド。そう、リカちゃんはフランス人と日本人のハーフなのです。

ちなみに、『リカちゃん』はまだ11歳です(!)。ふたごの妹と三つ子の赤ちゃんがいる6人兄弟の長女という設定(かつては、スチュワーデスの姉・リエがいた模様)。お母さんはビジネスウーマン、お父さんは音楽家で子どもが6人……って、本当に夢のような家族ですね。

だいすきなおばあちゃん 香山洋子(56歳)

今回新たに登場する母方の祖母・洋子おばあちゃんは、あたらしいおうち『リカちゃんハウス グランドドリーム』に隣接するお花屋さん兼カフェ「ロイヤルローズ」のオーナー。現代のおばあちゃん像を象徴して、若々しくてきれいで活動的、孫である『リカちゃん』がいつも遊びに行ける身近な存在という設定です。

母方のおばあちゃんが登場した背景には、『リカちゃん』で遊んだ経験のある世代が三世代化していること、祖父母と一緒に『リカちゃん』で遊ぶ子どもが増えたこと、また東日本大震災を機に家族のきずなや人とのつながりを改めて意識されるようになったことがあるようです。

リカちゃんハウス グランドドリーム

『リカちゃんハウス グランドドリーム』は、家族みんなでゆったり過ごせる大型ハウスで女の子憧れの洋館をイメージ。「おばあちゃんが大好きなリカちゃん一家が週末みんなで過ごすおうちを、パパ(ピエール)がおばあちゃんのために建てた家」という設定です。

赤い屋根に煙突、回転させるとすべり台に変身する仕掛けのある長い階段など女の子の憧れを細部に渡ってこだわって作りこまれています。1階は家族が過ごすダイニング、キッチン、バスルーム、2階には子どもたちが過ごす部屋がありピアノもあります。ピアノの鍵盤を押すと「ハッピーバースデー」や「ねこふんじゃった」が流れたり、トイレのスイッチを押すと流水音が鳴るなどの音の仕掛けも隠されていて、玄関チャイムが鳴ってお客さんが訪ねてきたり、お友達や家族と電話をかけあう遊びもできます。

リカちゃんハウス お花がいっぱいケーキやさん

また、おばあちゃんのお店という設定の『リカちゃんハウス お花がいっぱいケーキやさん』では、ケーキ小物やお花小物が合計40個以上も付属しており、お店やさんごっこを楽しめます。家族全員で『リカちゃん』を遊んで過ごす休日っていうのもなかなか良いかもしれませんね。

『だいすきなおばあちゃん』の希望小売価格は3360円、『リカちゃんハウス グランドドリーム』は1万500円、『リカちゃんハウス お花がいっぱいケーキ屋さん』は3990円(いずれも税込み)。
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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