機能的でかっこいいのは断然ミリタリー! 道具を豪快に積んで遊ぶ達人【遊戯三昧】
カーセンサー(雑誌)にて、車を自由に使いこなす遊びの達人たちを特集した連載「俺たち遊戯三昧」からの転載。 今回はオリジナルデザインのアウトドア向けギアやバッグなどを展開するブランド「HALF TRACKPRODUCTS」(https://halftrack.stores.jp/)を主宰する土屋雄麻さんのジープ ラングラーに注目!
▲オリジナルデザインのアウトドア向けギアやバッグなどを展開するブランド「HALF TRACKPRODUCTS」(https://halftrack.stores.jp/)を主宰。仕事柄、遊びの守備範囲はキャンプ、自転車、スノーボードなど幅広い。今回はパックラフト(ボート)を披露してくれた
“本物”の放つ魅力が際立つ達人のスタイリング
荷物がたくさん積めて、見晴らしが良く、存在感のあるSUVが人気だ。今は一般的な乗用車同様、ボディ全体で強度を保つモノコックボディのSUVがほとんどだが、クロスカントリー性能を重視するオーナーは、古典的なラダーフレーム式を選ぶ。頑丈なフレームにボディを載せたこの構造は、横転などでボディが損傷しても、フレームさえ無事なら走れる。ジープ ラングラーはその代表格であり、優れた走破性や不変のデザインに魅せられるアウトドアズマンは多い。土屋さんはVW ゴルフから、この比類なきタフギアに乗り替えた。
「若い頃はオフロードバイクでキャンプツーリングを楽しんでいて、結婚して子供が生まれたのを機にゴルフの5ドアを購入。ルーフラックを付けたものの、それでも遊び道具が積み切れなくなってしまって」
オリジナルブランドを立ち上げるほどのアウトドア好きだけあって、土屋さんはあらゆるアクティビティに通じている。空気で膨らませる軽量ボート、パックラフトも、いち早くアメリカから取り寄せた。
▲パドルを漕ぎながらすいすいと川を下る土屋さん。気持ちよさそう!
「もともとはバイク時代に、川でフライフィッシングを楽しむために買ったものです。今は日本でもすごく人気があって、値段も高いですが、僕が手に入れた頃はずっと安かった。でも、流行る前だったので、遊び仲間には馬鹿にされましたね~」
オリーブグリーンのパックラフトは、ラングラーに積むとよく似合う。
「ミリタリーの雰囲気が好きなんですよね。ラングラーは『タンク』というボディカラーを選び、ホイールは純正のシルバーからブラックに変更。ルーフには頑丈で武骨なデザインのラックを装着しました」
▲パックラフトは通常、ラゲージに積む。膨らませたあとは、ルーフに積んで川岸を移動する
機能的でかっこよく……。ミリタリーというキーワードで、車を自分色に染めて遊ぶ土屋さんのスタイルは、中古車選びとその先にある楽しさを体現している。
「ボディの樹脂製ガードがチープなので、かっこよくしたいし、ヘッドライトを明るいHIDタイプに交換したいです」
遊びの中で生まれるカスタマイズのアイデアは、尽きることがない。
▲タイヤを純正のハイウェイテレーン(舗装路重視)からオールテレーン(全地形対応)に交換。ホイールもブラックで締めている
▲ラゲージは同クラスのSUVと比べて決して広くはないが、スクエアで積みやすいジープ ラングラーを探す▼検索条件ジープ ラングラー(現行型)text/櫻井香
photo/見城了
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