【革命】世界初「電子担ぎ太鼓」試作機が完成キタアアァ!

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【革命】世界初「電子担ぎ太鼓」試作機が完成キタアアァ!
ローランドと太鼓芸能集団「鼓童」が共同で、世界初となる「電子担ぎ太鼓」の試作機を開発した。伝統的な担ぎ太鼓のデザインと構造をベースにした、これまでに類のない本格的な仕上がりとのことだが、その実力のほどはいかに。

・2016年から開発をスタート
ご存じのとおり、ローランドではこれまで数々の電子ドラムやパーカッション製品を開発してきた。しかし、和太鼓に関しては、音色の忠実な再現や和太鼓固有の奏法に対応する機構設計の難しさなどから製品化には至っていなかったらしい。

そこで、2016年より、世界でもトップレベルの太鼓芸能集団「鼓童」との共同開発をスタート。和太鼓の表現力をさらに高め、芸術的発展を目指すという双方の理念が合致してのことだったという。

・ローランドの技術を集結
完成した「電子担ぎ太鼓」の試作機は、伝統的な担ぎ太鼓のデザインと構造をベースに、ローランドが電子ドラムの開発で培った技術や独自のノウハウを注ぎこみ設計されている。

打面を叩いたときの振動をセンサーが拾い、その信号をケーブルを通じてローランドの電子ドラム / パーカッション音源に送る仕組みのようだ。和太鼓だけでなく、さまざまなパーカッションの音色を出すことができるのだとか。

・場所を選ばず練習可能
また、打面の中央部と端部、フチ(外周部)の3カ所にセンサーが搭載されており、担ぎ太鼓と同じ奏法や打感を実現。打面はローランド独自のメッシュ素材を採用しているため演奏時の消音性に優れていて、場所を選ばずに練習することも可能になりそうだ。

・新潟県で初演奏
お披露目は、8月18日から8月20日まで、新潟県佐渡市で開催される国際文化交流フェスティバル「アース・セレブレーション2017」にて。「電子と原始」をテーマにした和太鼓奏者、邦楽の唄い手、フラメンコ・ダンサーによるパフォーマンスの中で演奏される。

演奏予定日時は8月19日午前11時50分〜。小木みなと公園内の特設ステージにて行われ、観覧は無料となっている。実験試作の段階とはいえ世界初の「電子担ぎ太鼓」だけに、注目度は高いのではないだろうか。 (Mr. Fox)

「鼓童」公式ウェブサイト http://www.kodo.or.jp/

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