世界が注目の「オモ写」 コンテスト開催中の『豆魚雷』に撮影のアドバイスを聞いてきた
トイショップの『豆魚雷』が開催している『第一回 豆魚雷PRESENTS オモ写コンテスト』。「オモチャの写真=オモ写」にハッシュタグ「#豆魚雷オモ写」をつけて『Twitter』または『Instagram』へ投稿することで誰でも参加でき、優秀作品には豪華賞品がプレゼントされる企画だ。
今回ガジェット通信では、『豆魚雷』のバザロ米山さんに「オモ写」撮影のアドバイスを聞いてきた。「オモ写」に興味を持ちながら撮り方がわからなかった人は、ぜひ参考にしてみて欲しい。
あの大物ハリウッドスターまでが注目する「オモ写」とは
「オモ写」とは「オモチャの写真」のこと。「オモ写」の生みの親として知られるホットケノービ氏が名前を考案し、同氏が投稿した「オモ写」は、映画『アイアンマン』シリーズの俳優ロバート・ダウニー・Jrや、マーベル・コミックの生ける伝説スタン・リーも『Facebook』で幾度となくシェアしている。
アイデアや工夫を詰め込んで撮影された「オモ写」は、まるでオモチャに魂が与えられたかのよう。映画のワンシーンのように演出したり、クスッと笑えるシチュエーションを作ったり、オモチャとオモチャの組み合わせでドラマを生み出したり……その可能性は無限大である。
まずはオモチャで遊んでみて写真を撮ってみるべし
――「オモ写」のはじめ方、オススメのフィギュアはありますか。
バザロ米山さん(以下、米山):「オモ写」に使うオモチャやフィギュアは、キャラクターのジャンルを一切問わないです。アメコミのヒーローや映画の登場人物、ゲーム、アニメ、特撮……たとえブロック一つでも、アイデア次第でストーリーが生まれる可能性を含んでいるので。とにかくまずは好きなオモチャで遊んでみる。オモチャと触れ合うことで、飾っていただけではわからなかった魅力やアイデアがドンドン生まれてきますよ。
――やっぱり撮影にはハイスペックなカメラが必要なのでしょうか。
米山:無理に一眼レフやデジカメなどを用意する必要はないです。スマホのカメラで全く問題ありません。上手い、下手は気にせずにとにかくオモチャの写真を撮ってみることですね。様々な角度から撮ってみたり、編集アプリを使ってみてもいいと思います。
人の作品を見て、研究して、マネしてみるべし
――「オモ写」のアイデア、ネタが思いつかずに躊躇している人も多いと思います。
米山:今はSNSで世界中の「オモ写」見ることができるので、人の作品を参考にしてみると良いと思います。面白いと思ったアイデアや工夫はドンドン自分の「オモ写」に盛り込んでください。そうすることで表現の方法が増えるし、「オモ写」の幅が広がりますよ。「オモ写」以外にもダンスやスポーツなど躍動感のある写真を参考にしてみるのもオススメですね。
――なるほど。早速マネしてみます。
米山:ただそのままマネをするのではなく、自分なりのアイデアや工夫を盛り込んでみるのがポイントです。
物を使って、撮影してみるべし
――誰でもできる簡単な工夫はありますか。
米山:簡単なのは身近な物を使って撮影してみることです。撮影に使う物はなんでもいいので。ペンなど身近な物から、ペットなどの生き物とコラボしてみてもいいかもしれませんね。なんでもない文房具でもフィギュアと絡ませることでストーリーが生まれる。それが「オモ写」の凄いところですよ。
キャラクターの設定を生かしたシチュエーションを考えてみるべし
――「オモ写」にストーリー性を持たせるにはどんな工夫が必要でしょうか。
米山:キャラクターにはストーリーがあり、設定があります。設定を調べ、その設定を盛り込んだシチュエーションを考えてみることです。キャラクターのストーリー、設定を活かすと、より一層素晴らしい「オモ写」が撮影できますね。
外にフィギュアを持ち歩いてみるべし
――よりリアルな場面の「オモ写」を撮影するにはどうすればいいですか。
米山:外出時もオモチャを常に持ち歩いてみることです。普通の人は外にオモチャを持ち出すことに抵抗があると思います。オモチャが壊れるかもしれないし、オモチャを持ち歩くなんて恥ずかしいと思う人もいるでしょう。でも外には素晴らしいロケーションや環境が満載なんです。それを活かさない手はありません。はじめは緊張するけど、外出時の「オモ写」の楽しさを知ったら、オモチャを持ち歩かずにはいられなくなりますね。
「オモ写」を通してオモチャで遊ぶことを楽しむべし
――最後に、「オモ写」にチャレンジしたい人に向けてアドバイスをお願いします。
米山:オモチャとは本来遊ぶものなので、「オモ写」を通してオモチャで遊ぶ楽しさを再確認してほしいです。飾りっぱなしで、ほこりをかぶってしまってるフィギュアにも「オモ写」をキッカケに日の光を当ててみてほしいです。『豆魚雷』のスタッフも思いもよらない素晴らしい発想、アイデアの「オモ写」投稿を心待ちにしています!
世界が注目している「オモ写」ブームに乗り遅れないよう、今年の夏は「オモ写」撮影に興じてみてはいかがだろうか。
【緊急】ガジェット通信がデッドプールさんを直撃ッ!#オモ写 #豆魚雷オモ写 pic.twitter.com/8y0hqrlfOK
— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) 2017年8月10日
『第一回 豆魚雷PRESENTS オモ写コンテスト』概要
【応募期間】2017年7月14日(金)~ 8月31日(木)
【入賞作品発表】2017年9月15日(金)
【応募ページリンク】http://www.mamegyorai.co.jp/html/omosha/ [リンク]
高円寺と大宮に店舗を構える『豆魚雷』は、アメコミ、映画などのフィギュア、グッズを幅広く取り扱ってるマニア御用達のトイショップ。店頭ではオモチャのプロフェッショナルがどんな疑問でも優しく答えてくれる。足を運べば「オモ写」のヒントが見つかるかも!
豆魚雷ホームページ:http://www.mamegyorai.co.jp/[リンク]
※画像の一部を『豆魚雷』オモ写コンテストページ、『Facebook』より引用
映画とアニメが好きな学生ライターです。最近はスニーカーにはまっています。
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