京都国際映画祭2017で映像作品の公募スタート! 最優秀賞は賞金100万円&次回作のバックアップ

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2017年も10月に開催される京都国際映画祭。この映画祭では例年『クリエイターズ・ファクトリー』という映像クリエイターの参加枠を設けている。

映像文化における“次世代を担う人材、才能を発掘する”ためのプロジェクトとして、劇映画、時代劇、アニメ、ミュージックビデオなどジャンルを問わず映画や映像作品を募集しているのだ。

今回、最優秀賞を受賞したクリエイターには賞金100万円と吉本興業による次回作のバックアップ権が得られるということ。

ちなみに2016年度に優秀賞を獲得した作品は飯野歩監督の『落研冒険支部』

『短編映画「 落研冒険支部 」予告 』
https://www.youtube.com/watch?v=BQ_ov1sb1bg [リンク]

落語好きの女子高生が落語研究部に入るため部室を訪ねたらなぜか”マフィアの人身売買事件”に巻き込まれるという素っ頓狂なストーリーながらも際立つ甘酸っぱい青春感が話題を呼び、この受賞をきっかけに各地の映画祭で上映され高い評価を獲得。

さらには、直接的な影響があるかは不詳ながらヒロイン役を演じた鈴木つく詩さんも自動車メーカー『スバル』のCMキャラクターに抜擢された。

“次世代を担う人材、才能を発掘”するという目標は十二分に果たされていると言える。

また賞には至らずとも、この機会に映像業界の先達やエンターテインメント業界のプロたちに作品を観て、論評してもらえるということは若きクリエーターにとってまたとないチャンス!

応募に関する概要は以下の通りだ。

同時にアート部門、こども部門でも応募が始まっているので、興味のある方はぜひ公式サイトから詳細をご覧になっていただいきたい。

エンターテインメント映像部門 応募概要
http://kiff.kyoto.jp/cf2017.php

【出展資格】
国内外で映像制作に関わる全ての個人、グループ、エンターテインメントを追求した作品。応募時に完成している映像作品(60分以内)をDVDにて提出できる方。また、今後映像業界および商業作品での活躍を強く希望される方。

【受賞特典】
クリエイターズ・ファクトリー最優秀賞賞金100万円 および次回作の制作をバックアップ。

【出展品目】
エンターテインメント映像部門については、応募時にはDVDにて、予備審査通過時にはBD、DVDにて上映素材をご用意いただきます。

【応募方法】
・映画・映像作品の応募 DVDを送付してご応募ください。原則として応募作品および上映作品の素材は返却しません。

・応募DVDには、必要事項を記入した応募用紙と資料作品概要や解説を添付し、下記の住所までお送りください。

応募書類の送付先 〒160-0022 東京都新宿区新宿五丁目18番21号
(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシー
京都国際映画祭 実行委員会「クリエイターズ・ファクトリー 映像部門」

・上映・展示作品や応募資料が到着するまでの間における紛失、破損等の事故に関して、主催者は一切の責任を負いません。

・主催者は応募者の同意を得た上で、作品写真、データ及び広報素材を、テレビ・新聞・雑誌・インターネット等で映画祭広報活動として使用する場合があります。

・政治・宗教・営利活動に関するもの、及び公序良俗に反する作品はお断りいたします。

【募集期間】
2017年7月15日~9月15日必着

【上映情報】
会場:映画祭指定の京都の会場
日程:2017年10月12日~10月15
※期間中いずれかの日時にて上映予定。

【審査結果】
・予備審査後、出展決定者への連絡をもって結果通知とさせていただきます。
・上映素材や作品等の輸送費用及び保険料等は、出展者の負担とします。
・映画祭にて上映を行う映画・映像作品に関して、主催者が英語字幕を入れて上映する場合がございます。

【審査員】
春日太一(映画史研究家)ほか

※画像は『京都国際映画祭』オフィシャルサイト、『落研冒険支部』オフィシャルサイトから引用しました
http://ochiken-bouken.blog.jp/ [リンク]

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中将タカノリ

1984年生まれ。奈良市出身のシンガーソングライター、音楽・芸能評論家。加賀テツヤ(リンド&リンダース)の誘いで2005年にデビュー。音楽活動、タレント活動、執筆活動と多岐にわたる分野で活躍している。代表曲に「だってしょうがないじゃん」(2011年)。2016年からキャラクター、音楽制作を務める「うえほんまち ハイハイタウン」CMが放送開始。日本酒が好き。

ウェブサイト: http://chujyo-takanori.com

TwitterID: chujyo_takanori

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