アメリカでようやく発売されたWiiの『ゼノブレイド』が海外で高評価! 「JRPGに対する愛情を再燃させてくれた」

日本国内で2010年の6月に発売された『ゼノブレイド』。ヨーロッパ、オーストラリアで昨年発売されたが、アメリカではずっと発売されないままだった。そして「ゼノブレイドは良いゲーム……」ということをきいたアメリカのゲームファン多数が署名運動を行い、2012年4月6日にようやく発売となったのだ。

アメリカでは『Xenoblade Chronicles』という名前でリリースされている同作品。声優やその他細かい点も丁寧にローカライズされており、日本製ロールプレイングゲームファンにもたまらない出来で発売された。

そのアメリカでリリースされた『Xenoblade Chronicles』の海外レビューが大絶賛の嵐なのだ。『Joystiq』『Game Informer』『IGN』などが満点かそれに近いスコアを連続でたたき出している。そのレビューを翻訳したサイトがあるのでそれを引用して紹介したい。

Joystiq 5.0/5.0
古臭いハードウェアだけが唯一の不満だということを考慮すれば、本作は文句なくお勧めだ。

Digital Spy 5.0/5.0
Monolith Soft(開発メーカー)は疑いの余地も無く停滞したジャンルに新風を吹き込む一方で、ファンが期待するRPGの基本はしっかりと抑えている。

GameTrailers 9.3/10
加速する一本道デザインのせいで、日本製RPGはその存在感を失いつつあったが、Xenobladeは自由に自分のペースで探索できる世界を提供してくれるので、プレーヤーは多種多様なサイド・クエストに思う存分没頭できるのだ。

IGN 9.0/10
ゲームプレー 9.0: 素晴らしい戦闘システムと、文字通り無数に存在するサイド・クエストによって、これ以上ないほどエキサイティングな体験を生み出している。単調さはあるが気にならない。
寿命 9.0: 終わりが見えないほどの壮大さ。

GameSpot 9.0/10
良い点:
・素晴らしいペース配分
・奥が深く楽しい、素晴らしい出来の戦闘
・広大で美しいロケーション
悪い点:
・どこに行けば良いのかが分からなくなることがある

Eurogamer 9.0/10

ここまで様々な要素を巧みに融合させることに成功した今世代の日本製RPGは、他に存在しない。

Destructoid 8.0/10

スクエアエニックスやtri-Aceによってこの数年抑圧されてきた、コンソールJRPGに対する愛情を再燃させてくれたXenoblade Chroniclesに、私は心から感謝している。日本製RPGにここまで魅了されたのはLost Odyssey以来のことだ。

(※一部引用)

以上の様に過去のJRPGが、かすむくらい素晴らしい出来だと大絶賛。記者も発売日に購入しプレイしたが、何十時間も遊べる壮大さと戦闘の面白さに没頭、そして夜更かしを経験したことがあった。
開発はモノリスソフト(任天堂の子会社)と任天堂で行われ、音楽も下村陽子、光田康典など有名なゲーム作曲者により手がけられている。
現在モノリスソフトは新たな作品を製作中とのことだが、『ゼノブレイド』シリーズなのか、もしくは『ディザスター』なのか。『Wii U』で『ゼノブレイド』の様なゲームが発売されれば更にフィールドも広くなりキャラの表情も豊かになるだろう。
まだ未プレイの方はまだ全然手遅れじゃないので是非今からでも遊んで欲しい。

上記レビューを全てご覧になりたい方はこちらをご覧下さい

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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