センベロにB級スポットに廃屋廃墟……独特の魅力溢れる「北区赤羽」!(廃墟廃屋、そして……編)
(※B級スポット編はこちら)https://getnews.jp/archives/1828747
1番街ストリートも、しばらく先に進むと徐々に地元の商店街らしき光景へと変わり、いわゆる“面白味”が徐々に薄れてきます。それではここで少し、東側の方へ道を外れてみましょう。
メインストリートから少し外れるだけで、繁華街の裏とは思えない町並みが広がります。
そこをしばらく進むと、周囲の一般住宅とは明らかに雰囲気が異なる建物が見受けられます。ここがお目当ての、ひとつ目の廃屋です。
ただ歩いているだけでは見逃してしまうかと思いますが、よく見れば天井がダメになっている完全な廃屋です。駅から徒歩5分以内、アクセス良好な物件と言えるでしょう。
さらにここから徒歩5分も掛からない場所に、次の廃屋が待ち構えています。建物全体がツタに覆われている、少なくとも人は住んでいないであろう物件です。
ツタに覆われていてわかりづらいですが、所々の窓ガラスが割れています。
電気メーターは設置こそされていましたが、動作した様子がまったく見られませんでした。こちら勝手口は開けることすらままならないでしょう。
裏側のベランダは崩壊寸前、おそらく中も相当に傷んでいるものと思われます。
何故か縛りぶら下げられていたゴムチューブ? です。上るにしても下るにしても無理があるような……。
取材当日、近所の野良猫がスルリと入っていった建物の穴です。内部は猫屋敷になっているのかもしれません。
さて、一通りの探索を終えたところで、本日最後の目的地であるB級スポット『赤羽霊園』へと向かいます。こちらは時間セットの飲み放題、カラオケ付きのスナックのような営業内容で、店内には店主手作りの様々なギミックが数多く設置されており、かつそれらを店主自らの手で発動し、ランダムにお客さんを脅かせてくれるのが売りのお店、なのだそうです。
ところでインターネット上では「18時開店、日曜定休」、店舗入口には「19時開店、日曜定休」と明記されているという気の抜けようです。このお店、19時を過ぎても開いていたり開いていなかったりと、日曜以外にも不定期に休んでいる感が見受けられるんですね。
ひとまず取材日は月曜日、時刻は19時を少し過ぎたぐらい。そろそろ開店しているはずなのですが……営業している気配がありません。実は昼にも電話しているのですが繋がらず、未だに電話は繋がりません。
……という訳で「最後の目的地がまさかの告知なし臨時休業」というB級スポットらしいオチが付き、赤羽探索は終了と相成りました。もう1件のお目当て『まるよし』も休業中で、時期もタイミングも一番悪い時に来てしまった感があります。
次の日の赤羽霊園です。19時ほんの少し前、というところで普通に開店しておりました。何というか、何だかなぁ……。
いやはや、赤羽、やはりあなどれません。
赤羽探訪記
(※センベロ編)https://getnews.jp/archives/1828750 [リンク]
(※B級スポット編)https://getnews.jp/archives/1828747 [リンク]
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: たけしな竜美) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。