スポーツクライミング女子日本代表の野口啓代さん「龍ケ崎市から世界へ!」と地元・茨城県龍ケ崎市の子ども達へエール!
子育て環境日本一を目指す茨城県龍ケ崎市は、7月4日(火)、まち全体に “子育て応援活動”を促す市民参加型プロジェクト「子育てたつのこアクション」のスペシャルサポーターに、同市出身のプロフリークライマーである野口啓代さんを任命した。
龍ケ崎市でのびのびと育つ子どもたちの愛称“たつのこ”。その“たつのこ先輩”代表として、龍ケ崎市で生まれ育ち、現在はスポーツクライミングの女子日本代表としても世界で活躍している野口啓代さんが「子育てたつのこアクション」のスペシャルサポーターに就任。7月4日(火)に、茨城県龍ケ崎市役所にて任命式が執り行われた。
龍ケ崎市の中山一生市長から任命証を手渡された野口さんは、「ありがとうございます!頑張ります!」と笑顔で前向きな気持ちを見せた。野口さんは小学5年生のときにクライミングと出会い、牧場だった龍ケ崎市のご実家にお父様が牛舎を改造して建てたプライベートウォールが、幼い頃のクライミングの練習場であったという。トークセッションでは当時の写真を振りかえる場面があり、「昔からおてんばで、牛に触れあったり、屋根に登ったり、家でも外でも運動していましたね」と、プロのフリークライマーとして活躍する背景に、自然豊かな龍ケ崎で過ごした幼少期の経験が根付いていると語った。また、龍ケ崎市の名物でもある「龍ケ崎コロッケ」が大好物だと言う野口さん。今でも海外への遠征や試合で成田空港に向かう前には龍ケ崎市内の実家に立ち寄り、母親の手作りコロッケを食べるというルーティンがあるという。2020東京五輪のスポーツクライミング種目でメダリスト有力候補と期待される野口啓代さんのパワーの源は、地元に深く根付いているようだ。
トークセッションが終わると早速、野口さんは龍ケ崎スペシャルサポーターとして“わたしの子育て応援宣言”をするという、最初のお仕事に挑戦。龍ケ崎市で子育てを頑張る人たちや子どもたちに向けて、「龍ケ崎市から世界へ!」と書いた応援メッセージを披露した。「子供の頃からの環境や、教育が大切だと思うので、私のように龍ケ崎市から世界に飛び立ってほしい!」と、地元・龍ケ崎市へ熱いエールを送った。
龍ケ崎市は、「子育てたつのこアクション」に賛同する企業・団体・個人などを「子育てたつのこアクション」サポーターとして、7月下旬より募集を開始。行政だけでなく、産学官民が一体となった子育て環境づくりに向けて、プロジェクトの活動を本格始動させる。
龍ケ崎市子育て環境情報サイト『子育てたつのこアクション』
http://tatsunoko-action.jp/
<<野口啓代(のぐち あきよ)さんプロフィール>>茨城県山岳連盟/TEAM au所属。龍ケ崎ふるさと大使。生年月日:1989年05月30日出身地:茨城県龍ケ崎市身長:165cm小学校5年生の夏に家族旅行で訪れたグアムのゲームセンターでフリークライミングに出会う。小学生6年生で出場した全日本ユース選手権で中高生を押しのけて初優勝。クライミング界で天才少女出現と話題となる。2005年世界選手権(リード)で3位入賞をきっかけにコンペに魅せられ、現在の世界トップクライマーとして活躍。外岩の活動も積極に行い、プロフェッショナルなクライミングを世界に発信中。東京2020での金メダル獲得へむけてあくなき挑戦を続ける。
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