「そーらポチ、ボール取ってこーい!」をセルフ化するマシンを作ってみた
投げたボールを犬に咥えて持って来させる“持って来い遊び”は、一緒に遊ぶことで犬との信頼関係が構築され、しつけや運動不足解消のためにも良いとされます。でも、飼い主の方が先に疲れたり飽きたりしてしまい、「まだやるの~?」なんて、イヤイヤ付き合わされてしまうことも。そんな時にオススメなのがこちら。犬が自分で好きなだけ“持って来い遊び”をすることができちゃうマシンを自作した人が現れました。
まずはCADでデザイン。近所の電子部品屋とホームセンターでモーターやらパイプやらの材料を買い揃え、一部は3Dプリンターで自作。材料費はおよそ50ドル。
センサーっぽい電子部品が登場していきなりハードル上昇。漏斗に入れられたボールを約1.5秒間保持し、さらに4秒間モーターをオンにするためのリレー遅延タイマーだって。
パイプにモーターとスイッチやセンサーなどの電子部品を取り付け、配線テスト。パワーサプライといい、使い込まれた工作台といい、ただ者じゃないな。
完成。そして遊ばせてみた結果[リンク]。あとは犬が自分で遊べるように訓練するだけだ! 犬とのスキンシップという大前提を無視した、ものぐさな飼い主のための“セルフ持って来いマシン”。でもワンコ自身は楽しそうに遊んでるから、まぁいいか?
作者によると、このマシンは1万2000円以上もする市販品(下の関連動画)を真似て作ってみたそうです。自作したら材料費5000円で済んだからだいぶ安上がり……って、いやそれ制作時間考えたら買った方が絶対コスパいいだろ! 以上、「自作する楽しさ、プライスレス」な電子工作オタクによる才能の無駄遣いでした。
【動画】iFetch Family of Products: iFetch, iFetch Too and iFetch Frenzy!(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=ZG5niD7XVCA[リンク]
画像とソース引用:https://imgur.com/gallery/0RZdc[リンク]
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(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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