【アレンジレシピ】「カレーは何でも合う!」のオチにする予定だったが……
ライターの直です。突然ですが、僕は今カレーを食べています。なぜなら好きだからです。だって、カレー好きじゃないっていう人、います?
なんとなく「好きな食べ物はカレーです」って言えば何か正義っぽくなりません? なりますよね?
だってこの見た目とか、正義以外の何者でもないですよね。何気に目玉焼きとか乗せてオシャレを気取っていますが、マジでおいしい。
そんなみんなが大好きなカレーですが、家で作るとどうしても余りますよね。
余ったカレーをアレンジしてドライカレーやカレーうどんにしたりする人も少なくないのでは。
▲どれも当たり前のようにおいしい
しかし、2日目以降のカレーアレンジ、もっと他にも可能性があるのではないでしょうか? なんとなく王道を行けば安心だと思っていて、新しい可能性から逃げているだけではないでしょうか?
▲ちなみに僕は、何もアレンジしないで普通にカレーライスだけでもいける口です
ということで今回は、新しいカレーのアレンジを探っていきます。
まずは親に聞いてみる
カレーといえばそれぞれの家庭の味があるように、2日目以降のアレンジも家庭それぞれ。ということで、まずは自分の母親にどんなアレンジがあるか聞いてみました。ちなみにうちの母はフィリピン人なので(本当です)、奇抜なものが出るかもしれません。
▲過去に何回かメディアに母の顔写真を出してきましたが、本人からマジのクレームがきたので今回はフリー素材集「いらすとや」さんのイラストで対応します
――早速なんだけど、2日目以降の余ったカレーで何作ってる?
「基本的にはうちはドライカレーにしてたね。2日目じゃなくて3日目くらいからだけど」
――なるほど、ドライカレー以外に余ったカレーでできそうなものって思いつく?
「うーん、何でも合うと思うよ。前はカレーにそばつゆを入れてカレーそばにして食べてたけど。麺とカレーだったら、なんでも合うわよ」
――たしかにそばもうどんも麺だし、カレーラーメンもあるくらいだからおいしいかもしれない。
「っていうか、アンタも食べたことあるでしょ。覚えてないの?」
――……すみません。そばは覚えていませんでした。
炭水化物×カレーであれば何でもおいしい説
母に聞いたものの、とくに目新しい情報はありませんでした。すみません。ただ、母曰く、麺とカレーの組み合わせはなんでもおいしいとのこと。たしかに麺というか、おそらく炭水化物だったらなんでもいけそうな気がする。
ということは、他の炭水化物を組み合わせれば、新しいレパートリーが増えるのでは? ということで、ご飯でもなくうどんでもないもので新しいレパートリーを考えていきます。
(1)カレーつけそば
作り方はすごく簡単。余ったカレーにめんつゆ、みりんを入れて混ぜるだけ。母が作っているカレーそばをアレンジしてみました。
カレーつけ麺もあるくらいだからこれもおいしいはず。
「……?」
何でしょう、食べた瞬間のあの気まずい感じ。食材に謝りたくなった瞬間が一瞬訪れたような気がしました。
同僚にも食べてもらいました。感想は「微妙」だそうです。
カレーつけそばは微妙
おそらく、めんつゆとみりんの量を調整すれば解決できるかもしれない。もしくは、そのまま余ったカレーをつけて食べればアリなのかも。もはや何のアレンジでもないけど。
(2)冷やし中華にそのままかけてみよう
冷やし中華に温かいカレーをぶっかけるという、「冷たい麺」という概念を全てシカトした料理です。見た目はそこまでグロくなく、なんだったらバンバンジーみたいな雰囲気が出ていておいしそうに見えなくもない。
「……あ! めっちゃおいしい!」
ここで正解を出したようです。自分でも食べてみたところ、本当においしい。カレーと中華ダレが絶妙に絡まり、カレー料理という印象は完全になくなりました。
他の同僚にも食べてもらったところ、めちゃめちゃおいしいとのリアクションが。
カレー冷やし中華は正解だった
アレンジというよりも、ただぶっかけただけですが。それでも、なんとなく新しい料理みたいな感じになったし、そしておいしかった。ただ、暑いときに食べたくなるのが冷やし中華ですが、これに関してはとくに夏場に食べたいとは思わないですね。
(3)ポテトサラダに入れてみる
用意していたカレーが微妙に残ってたので、急きょポテトサラダを買ってきてチョイ足ししました。ポテトサラダとカレーを混ぜ合わせてみたのですが、見た目がなんとも言えず汚くなってしまって申し訳ない。
「……めっちゃすげーおいしい」
ポテトサラダにカレーの水分が加わって、絶妙にクリーミーな仕上がりになりました。今日イチだったかもしれない。
もちろん、周りにいる人に食べさせたところ、やはり今日一番との感想をいただきました。そう、つけそばの微妙な感じを拭いさるように……。
ポテトサラダが一番おいしかった
見た目が汚いのは完全に僕のセンスの問題でポテトサラダに罪はありません。とにかくすごくおいしかったです。前菜にもちょうどいいし、お口直しの一品としてもイケるので、家でポテトサラダが作れる料理男子はこれを出したら喜ばれると思う。
「カレーは何でも合う」はそうでもなかった
タイトルに書いた通り、オチを【やっぱりカレーは何にでも合う!】にする予定だったのですが、すみません。違いましたね。合わないものは合わないということを改めて認識しました。誰だ、麺だったら何でも合うって言ったの?
ということで2日目以降のカレーアレンジは、ポテトサラダを提唱していきたいと思います。
※この記事は2017年6月の情報です。
書いた人:直
CAMPFIREでクラウドファンディングを広めながら、たまにインターネットで記事を書く。趣味はインターネット。
関連記事リンク(外部サイト)
板橋「丸鶴」は“しっとりチャーハン”を愛する者の聖地である【下町の町中華】
実は簡単!お酒のつまみに最適なカリカリフライドポテトの作り方
麻婆トリオでもっとも影が薄い麻婆春雨の実力をチェック
食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。
ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/
TwitterID: mesitsu
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。