電子書籍が無料で閲覧できるキャンペーン「Subway Library」をニューヨーク州都市交通局がスタート
![ニューヨークの電子書籍閲覧サービス「Subway Library」](https://getnews.jp/extimage.php?1b37912c6b7b7f1a95c27f930f11abdc/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F06%2F170611Subway-Library1.jpg)
2016年末にはMTA地下鉄の全279駅において無料Wi-Fiサービス「TransitWirelessWiFi」が利用できるようになった。
そこで、ニューヨーク州都市交通局は、現在、地元の公共図書館と提携し、この無料Wi-Fiサービスを活用した電子書籍の閲覧サービス「Subway Library(サブウェイ・ライブラリー)」を展開している。
・地下鉄の駅の無料Wi-Fiを通じて電子書籍を閲覧できる
![「Subway Library」記念車両の様子](https://getnews.jp/extimage.php?8230bfc8d66683db0fd0e7d60a22d738/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F06%2F170611subwaylibrary2.jpg)
利用者は無料Wi-Fiサービス「TransitWirelessWiFi」を介してこれらの電子書籍にアクセスし、「Subway Library」のウェブサイトや専用スマホアプリ「SimpleE」から閲覧する仕組みだ。
「Subway Library」は、2017年6月8日から6週間、実施される。
・地下鉄から図書館の“知のアーカイブ”に素早くアクセス
公共図書館が地下鉄の利用者に電子書籍を開放する試みとしては、ニューヨークで2013年に実施された「Underground Library」や北京の「M Subway Library」などもあるが、「Subway Library」は、より広範囲で、より多くの電子書籍を提供している点が特徴。
通勤や通学などの移動時間を活用し、公共図書館が有する”知のアーカイブ”に素早くアクセスできるようにすることで、利用者に地下鉄での新しい過ごし方を提供できそうだ。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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