健康志向なのにうまい!? アメリカ生まれの健康ポテチ『芋備えシーソルト』『スリラチャの赤備え』に注目!
ポテトチップスの種類は様々だが、健康志向が高まる中「無添加」や「厳選素材」の高級ポテチの台頭が目立つ近年。本場アメリカから輸入された『芋備えポテトチップス シーソルト』『スリラチャの赤備えポテトチップス』は、光り輝くメタリックなパッケージに「カラダに悪いものなしなしのリアルポテトチップス」という文字が堂々と記された存在感バツグンのレア商品。健康とポテチは永遠に相いれないものと思っていたが、その中身は? 実際に食べて確かめてみよう!
「ケトル式製法アメリカ産プレミアムポテトチップス」の実力はいかに?
サンフレッシュ株式会社(愛知県北名古屋市)が取り扱う「ケトル式製法アメリカ産プレミアムポテトチップス」の中から、今回ご紹介するのはこちらの二種類。『芋備えポテトチップス シーソルト』(100g・税抜298円・発売中)と『スリラチャの赤備えポテトチップス』(100g・税抜298円・発売中)はどちらもスリーエフや成城石井などの一部コンビニやスーパーで2016年より発売中の製品だ。
日本のポテトチップスといえばカルビーやコイケヤブランドがまず思い浮かぶが、こちらは本場アメリカからやってきた輸入ポテチ(とはいっても日本向けに若干の商品変更はされている)で、原材料であるジャガイモをひまわり油で揚げて味付けしたシンプルなポテチだ。
特徴であるケトル式製法アメリカ産プレミアムポテトチップスの「ケトル式製法」とは、日本語でいうと「釜揚げ」であり、高温でいっきに揚げるよりもケトル(鍋や窯)を用いて低温でじっくり揚げた方が油を吸い込みにくくなりヘルシーに仕上がるメリットがある。ヘルシーとはいっても、アメリカ=ジャンクフードの神様というイメージを持っている記者にとって、パッケージに書いてある「カラダに悪いものなしなしのリアルポテトチップス」という文字はなんとも信じがたい。化学調味料、無添加というのも魅力ではあるが、結局のところ気になるのはそのお味。本場の味がどれほどのものなのか、実際に食べて試してみよう!
まずは『芋備えポテトチップス シーソルト』から試食!
ゴールドのパッケージの『芋備えポテトチップス シーソルト』は、シンプルな塩味のポテトチップス。原材料は、「ばれいしょ、ひまわり油、食塩」のみ。アメリカでは食事の付け合わせに必ずと言っていいほどポテチが添えられるが、お店で揚げて塩だけ振ったシンプルな味をそのまま持ってきたという。化学調味料不使用、保存料・着色料不使用とこれぞヘルシー志向のポテチという文字がパッケージに所狭しと並んでいる。
袋を開けると、コンビニやスーパーでよく売られている普通のポテチと違って油っぽいにおいが少ない。とはいえ、見た目は普通のポテチで、ややこんがりしている色が食欲をそそる。チップスは小ぶりで薄切り。カルビーポテトチップス(うすしお)と堅あげポテトの中間くらいと思われる。
さっそく1枚食べてみると、パリッというよりは「バリッ、ザクッ!」としてとても歯ごたえが良い! 薄切りなのに、噛んだ音が耳に強烈に届く。味は、意外にしっかり塩味! これまで食べたヘルシー系のポテチより、塩の甘みやうまみが強い。アメリカの味かどうかはわからないが、日本のレストランでも付け合わせに出てくるチップスの味がする。
これまでに、注文から3ヶ月待ちのお取り寄せチップスや大手メーカーの工場直送ポテチなど、数々のヘルシー系商品を個人的に購入して食べて来たが、それらに共通して感じることは「味が薄め」や「パンチのなさ」だ。ポテチのようなジャンクなお菓子にヘルシーさを加えると、どうしても物足りなく感じリピート意欲は低下してしまう。この『芋備えポテトチップス シーソルト』に関しても正直なところまったく期待していなかったのだが、なんとも良い意味で裏切られる形となった!
妊娠中、つわりでポテチが主食だった記者は「身体にやさしくておいしいポテチがあるなんて、もっと早く知りたかった!」と心底思った。100gで税込321円というお値段はちょっと高いが、ヘルシー系のポテチには500円前後するものもあるので味と価格のバランスで見ると妥当もしくはお得かも。続いては『スリラチャの赤備えポテトチップス』を。
続いては『スリラチャの赤備えポテトチップス』を試食!
さぁ、お次は真っ赤なパッケージの『スリラチャの赤備えポテトチップス』を実食。辛いチップスいえば「カラムーチョ」をはじめ、各メーカーから「ハバネロ味」や「チリソース味」などいろいろ登場しているが、この”スリラチャの赤備え”とは一体?
その正体は、アメリカで大人気のソース。「スリラチャの赤備え」という万能ソースは、元はタイ生まれのシーフード用チリソースで、アメリカのエスニック料理店には必ずといっていいほど置いてあるそうだ。主な成分は赤唐辛子とガーリックパウダー、砂糖、野菜エキス、酢など。日本向けに保存料・着色料不使用に改良された、スリラチャジャパンが販売する「スリラチャの赤備え」517g・1200円(税抜)は、食に敏感な女性や食を仕事にする女性が決める「FOODEX美食女子グランプリ2016」で銀賞を受賞した実力派ソースなのだ。
そんな「スリラチャの赤備え」をポテトチップスのフレーバーにしたのが、こちらの『スリラチャの赤備えポテトチップス』! 見るからに辛そうな真っ赤なパッケージが存在感あり。こちらも『芋備えポテトチップス シーソルト』同様、化学調味料不使用、保存料・着色料不使用でありがたい。
袋を開けると、唐辛子とお酢がまざったような酸味のある香りがする! この時点ではそれほど刺激の強そうな印象はしない。チップスはザクッと切られたギザギザカット。食べごたえがありそうだ。表面には黒っぽい香辛料がたくさん見える!
噛んでみるとバリッと良い音がして、イモの甘みとじゅわーっと辛さが口の中に広がる! やや酸味があり、辛うまい。
見た目には香辛料がいっぱいで辛そう、と思ったのが、実際に食べてみると激辛というレベルではまったくなく、ポテチ本来のうまみも感じるピリ辛がやみつきになりそう。そして噛めば噛むほどニンニクの香りが口に残り、鼻に抜ける香りがまた辛い。コーラやサイダーとの相性はバツグン! マヨネーズをかけるとピザのようにちょっとしたおかずのようになり、砕いてサラダにかけてもちょうどよいアクセントになる。シーフード用ソースの味ということもあって、カニカマやボイルしたエビとの相性がたまらない。また、バニラアイスやチョコをつけてもこれまたおいしくいただけたのでおすすめ。
健康志向系のポテチの中では、圧倒的なうまさ!
正直なところポテチにヘルシーを求める気はさらさらないのだが、『芋備えポテトチップス シーソルト』も『スリラチャの赤備えポテトチップス』もリピートしたくなるうまさだった。ヘルシー系にありがちな「物足りなさ」は皆無で、1枚1枚に対する満足度がとても高い。
特に、塩味のシンプルなポテチはライバルの多さでいうとブランド飽和状態。にもかかわらず、イモのうまみといい塩かげんといい、あえてこれを選びたいと思わせる味の存在感があった! これを妊娠中に知っていたら、間違いなく箱買いだったはず。ただ問題は、購入場所の少なさ。コンビニでいうとスリーエフ、成城石井などあまり見かけないのが現状。もっと多くの場所で手軽に購入できるようになることを願うばかりだ。
本場アメリカ産プレミアムポテトチップスという名はダテじゃない。一度食べてみる価値あり、のおすすめチップスだ。
サンフレッシュ 芋備えポテトチップス シーソルト 100g×12袋
サンフレッシュ スリラチャの赤備えポテトチップス 100g×12袋
関連記事リンク(外部サイト)
究極簡単カップ朝食『グラノラブロック<カップ>』。脱・朝食抜きで午前中から最高のパフォーマンスを!
『かけて食べる ポテトチップス お好み焼き味』花かつおパック付属でフリフリして食べるフェイクポテチ!
『コイケヤ ポテトチップス トースト味』朝食の座を狙い撃つ新潮流ポテチ・スタイルは果たしてアリなのか!?
『カラムーチョチップス 奇跡のミックス味』辛くて酸っぱくて鼻にツーン!4つの味を楽しめる奇跡のポテチ!
『KOIKEYA PRIDE POTATO 秘伝濃厚のり塩/松茸香る極みだし塩/魅惑の炙り和牛』売れすぎ販売停止続出! 日本が誇るポテトチップスメーカーの威信をかけた究極味!
お店に並ぶ新商品を実際に買って、使って、食べて、記事にしています。写真はプロカメラマンが撮影! 楽しいお買い物のナビゲーターとしてご活用ください!
ウェブサイト: http://www.shin-shouhin.com/
TwitterID: Shin_Shouhin_
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。