書いたら切ってまとめてスキャン データ化に便利なキングジムの『スキャンノート』
メモを取るには手書きのノートが便利だけど、後でスキャンするときが不便……。そんな悩みに応えるノートがキングジムから登場です。キングジムは、書いたら切ってまとめてスキャンできる『スキャンノート』を開発、4月25日より発売します。
近ごろ、ノート活用術や情報整理術のニーズの高まりに応じて手書きノートが見直されています。一方では、アプリケーションやクラウドサービスを活用して紙をデジタル化して管理・活用する人たちも増え、シートフィードスキャナがよく売れています。
キングジムは、このような背景から「書いて、切って、まとめてスキャン」をコンセプトに『スキャンノート』を開発。デジタルとアナログを融合するノートとして利用されることを期待しています。
『スキャンノート』には背付近にミシン目と上下切りこみがあり、カッターなどを使わずに簡単に複数枚のノートを切り取って『ScanSnap』やオフィスの複合機でまとめてスキャンできます。表紙とは別に「ノートのタイトル」「使用期間」を書きこめる「扉紙」がついており、ノートと一緒にスキャンするとパソコンのサムネイル上でも簡単にノート検索を行えます。
使用中のノートを切り取らずにデジタル化したいときのために、見開きの中心部に帯状の印刷を施し左右のノートを区切ってスマートフォンのスキャナアプリでの撮影・読み取りがしやすくなっています。
一般的なヨコ罫線タイプと、図やイラストに便利なドット方眼タイプの2種類にA5、セミB5の2サイズをラインナップ。『スキャンノート』はPFU社のパーソナルドキュメントスキャナ『ScanSnap』とブランドタイアップを行い、同製品でのスムーズなスキャンを可能にしています。A5サイズは210円、セミB5サイズは220円(いずれも税込み)。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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