チョコもミントもマヨネーズ化!?独自路線をひた走るマヨ専門店【大阪】

access_time create folderグルメ
f:id:mesitsu_lc:20170511022208j:plain

こっくりとした味わいで万人の心を満たすドレッシング。

トーストや唐揚げ、冷やし中華にオムレツなどなど、何にかけても料理のおいしさを引き出し、名バイプレーヤーの名をほしいままにしているあいつ。

そう、mayonnaiseです。

今回は、そんなマヨネーズの専門店、その名も「マヨネーズ本舗」をご紹介します。

いろんな種類のマヨネーズが用意されている!

f:id:mesitsu_lc:20170511022313j:plain

マヨネーズ本舗は、南船場という大阪のおしゃれタウンにあります。

周りにはおしゃれな洋服屋さんが立ち並ぶ中、さんぜんと輝く「マヨネーズ」の文字! 一瞬「ん!?」ってなります。わたしも、最初見かけたときは二度見しました。

f:id:mesitsu_lc:20170511022343j:plain

階段を上っていくと……

f:id:mesitsu_lc:20170511022357j:plain

おおっ! すっきりとしたレイアウトで間接照明などもあり、おしゃれな雰囲気。カロリーとは無縁なイメージです。

f:id:mesitsu_lc:20170511022414j:plain

黒板にオススメのマヨ料理を掲載。マヨネーズ乗せのマーボー豆富……気になりすぎる。

f:id:mesitsu_lc:20170511022436j:plain

こちらのマヨネーズは既製品ではなく自家製。油分少なめのヘルシー志向で仕上げているそう。

思えば子どもの頃、マヨネーズには随分お世話になったものです。生野菜にはもちろん、揚げ物にも炭水化物にも、食卓に並ぶありとあらゆるものにかけていました。中でも、親子丼にかけるのがお気に入りでしたね。

それが年頃になると「カロリー」という得体の知れない、けれども心底切実な単位に敏感になり、自然とマヨネーズとも距離を置くように。

そして今、いろいろと諦めがついた結果「カロリー」「糖質」「脂肪分」を甘んじて受け入れ、そのおいしさをしっかりとかみ締めています。

とはいっても、健康面からみてもヘルシーにこしたことはありませんから、もう若くはない俺たち私たちにうれしい仕様なのです。

f:id:mesitsu_lc:20170511022749j:plain

こちらにはプレーンだけでなく、さまざまなフレーバーがラインアップされています。醤油とかポン酢はわかるけど、コーヒーとか紅茶とかチョコとか、いささか狂気じみたマヨネーズも何食わぬ顔でお目見えしていますよ。

f:id:mesitsu_lc:20170511022917j:plain

▲箸置きはマヨネーズのキャップ!

フレーバーマヨネーズの可能性に驚く

f:id:mesitsu_lc:20170511022943j:plain

まずはこちら、お通しです。

フルーツ風味のフレーバーマヨネーズを生野菜につけていただくスタイル。

フレーバーは、ピーチ、プレーン、キウイ、マンゴーとなっています。のっけからインパクト大なやつきた!!

f:id:mesitsu_lc:20170511023008j:plain

キウイフレーバーのマヨネーズ。緑……!

いや、これ意外とイケます!!

口に含んだ時にはたしかにそれぞれのフルーツがふっと香り、その後にマヨネーズの味わいが残るといった感じ。

マヨネーズ自体の酸味とフルーツの酸味がほどよく混じり合って、決してけんかしていません。おお、新しい……。

マヨネーズ本舗は基本的にはシェアして食べる居酒屋さんのスタイルなのですが、1人前での提供も行っているそう。ひとり客にはうれしいですよね!

というわけで、ここからは1人前の盛り付けでお届けします。(表示価格は通常料金です)

f:id:mesitsu_lc:20170511023150j:plain

料理1品につきフレーバーマヨネーズをひとつ選べるという仕組みですが、今回はいろいろ試したかったので、マヨネーズ5色盛り(300円)を注文しました。

ラインナップは うに カレー ミント チョコ コーヒー

f:id:mesitsu_lc:20170511023259j:plain

▲お造り盛り合わせ 980円 ※写真は1人前の盛り付け

こちらには醤油マヨネーズをつけて……って、お刺身にマヨネーズって斬新すぎて頭が追いつかない。

f:id:mesitsu_lc:20170511023332j:plain

おっ!!

お刺身を醤油で食べるという概念を捨てて新しい食べ物としていただくと、生魚にコクがトッピングされてかむほどに味わい深く、結構イケる!!

f:id:mesitsu_lc:20170511023418j:plain

▲ミルフィーユ鶏唐揚げ(680円) ※写真は1人前の盛り付け

唐揚げとマヨネーズは間違いないはず!

f:id:mesitsu_lc:20170511023436j:plain カレー → カレーにすればなんでもおいしい、という定説は間違いない。うまい。 うに → コクすごい!! うにマヨネーズ単体でも食べられるおいしさ。 ミント → ……ひゃー。唐揚げとフリスクを一緒に食べた感じ。 コーヒー → !?!? お、おおう! チョコ → あれ……これ、あれあれ……!? じ、じつにうまいーーー!!

5つのマヨネーズを試した結果、意外や意外、唐揚げにはチョコがベストマッチ。チョコの程よい甘さが、いいアクセントになっています。

f:id:mesitsu_lc:20170511023621j:plain

▲エビチリ(600円) ※写真は1人前の盛り付け

これは、チョコもいいけど、うにが抜群に合う!! あと、ミントも意外とイケます。料理によって合うマヨネーズが全然違っておもしろいなぁ。

マーボー豆富(600円)は最初からムース状のマヨネーズがトッピングされているタイプ。 ※写真は1人前の盛り付け

f:id:mesitsu_lc:20170511023655j:plain

マーボー豆富自体がまずおいしいです。辛味はそんなにないのですが、山椒がぴりりと効いていていくらでも食べられそうなお味。

マヨネーズと混ぜると酸味がプラスされてより複雑な味わいに変化しました。これ、たぶん好きな人多そうです。

f:id:mesitsu_lc:20170511023718j:plain

▲季節のシャーベット マヨムース添え(350円)

ゆずのシャーベットとブルーベリーマヨネーズの相性抜群! さらにコーヒーマヨを合わせると、また違った風味になってこれまたおいしいです。

そして、シメはこちら!

f:id:mesitsu_lc:20170511023743j:plain

▲マヨプリン(450円)

子どもの頃やりたかった、でもできなかったあの「マヨネーズ直飲み」を、プリンで代用しちゃえます。

うにゅ〜。

f:id:mesitsu_lc:20170511023812j:plain

こちらは純粋なプリンで、マヨネーズは一切入っておりません。

ごちそうさまでした! がっつり堪能しました!!

合うマヨネーズを探したり、とんでもな味わいに驚いたり、意外なおいしさを発見できたりと、単に食べるだけではなくとてもエンターテイメント。

わいわい楽しめるのは間違いないので、歓送迎会なんかにももってこい。いろんなマヨネーズを合わせて、自分だけのマリアージュを見つけるのも楽しいですよ。

ちなみに個人的には、唐揚げ+チョコマヨに新たな可能性を感じたのでした!

お店情報

マヨネーズ本舗

住所:大阪府大阪市中央区南船場4-3-21 森村御堂ビル2F

電話番号:06-4704-8228

営業時間:11:30〜15:00、17:30〜24:00(LO 23:30)

定休日:日曜日・祝日

ウェブサイト:https://mayone-zu.owst.jp/

www.hotpepper.jp

※金額はすべて税込みです。

※この記事は2017年5月の情報です。

書いた人:ケメコ

ケメコ

福井県出身、大阪府在住。某エンタメ系企業にて雑誌編集に携わり、その後コピーライターを経てフリーランスに。大衆居酒屋から小洒落たカフェまで、うまいと聞けばどこへでも突入。ゆえに体重増量中。

過去記事も読む

関連記事リンク(外部サイト)

珍スポライター金原みわさんのお気に入り居酒屋さんで飲む【大阪日本橋】
肉寿司が20種類!「肉バルで肉寿司 ジョッキー」で馬肉を堪能すべし【大阪】
大阪出張時に訪れるべし! 新大阪駅構内の「海鮮が安いだけの店」でサク飲み【大阪】

  1. HOME
  2. グルメ
  3. チョコもミントもマヨネーズ化!?独自路線をひた走るマヨ専門店【大阪】
access_time create folderグルメ
local_offer

メシ通

食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。

ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/

TwitterID: mesitsu

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。