
Windows 10 用と Android 用のシステムを一台に統合した “デュアルマシンのスマートフォン PC” こと「Trinity Smartphone PC」がクラウドファンディングサイト IndieGoGo で発売されました。 一度に 1 つの OS を実行するデュアルブートのスマートフォンは珍しくありませんが、Trinity Smartphone PC は Windows 10(x86 版)用の Intel プロセッサと Android 用の ARM プロセッサを内蔵しており 2 つの OS を同時に実行することが可能となっています。まさに真の 2 in 1 デバイスです。Trinity Smartphone PC は仕事などでスマートフォンとノート PC を 2 台を持ち歩くシーンにおいてデバイスを 1 台にまとめられるようにするために考案されました。なぜデュアルシステムなのか、それは、エミュレーションで 2 in 1 を実現してもパフォーマンスの低下とバッテリーの大量消費を引き起こすからです。

Trinity Smartphone PC は 5 インチディスプレイを搭載した小型デバイスですが、HDMI ポートやフルサイズのUSB ポートを搭載するなど、モニタ接続を利用して Windows 10 を使用することを前提にした作りとなっているため、本体はかなり分厚くなっています。OS を切り替えると本体の 5 インチ画面にも Windows の UI やアプリを表示することができます。

Trinity Smartphone PC にはスペック別に 3 タイプが用意されており、価格は $699 ~ です。発送時期は 2017 年 12 月以降となっています。Source :
IndieGoGo
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