年の差婚は異文化交流? 本当に幸せになれるのか
藤あや子さんの年の差婚に世間はビックリ!
藤あや子さんがご自分の娘さんより年下の男性とご結婚しました。
30代前半の夫と 50代後半の妻の夫婦です。
おめでとうございます。
ここまで年の離れた夫婦は、逆に男性が年上でも、あまり数は多くないですよね。
まして女性が20以上も年上では、世間はビックリしましたね。
それだけ普通では考えられないからなのでしょう。
プロ野球選手は結婚相手として年上女房を持つと上手くいく、ということはよく言われていますが、実際に10歳ぐらい年の離れた年上のアナウンサーや芸能界の女性と結婚する方が本当に多いです。
野球に専念する為にその他の事を管理し、任せていけるしっかりとした年上の女性を求めるのでしょうか。
女性のほうもアナウンサーとして、あるいは芸能界でアラサーやアラフォーまで活躍してきており、収入や知名度は充分あるということで、若い包容力と将来の自分への保険のためにプロ野球というステータスを持つ年下の男性と結婚する事はギブアンドテイクが成り立つわけで、年の差婚の疑問は解消されるというわけです。
ですから、プロ野球選手が年上女性と結婚することは世間的にも普通の認識と受け取っているので騒ぎにはなりません。
もちろん私もアリだとずっと前から思っていました。
自分の足りないところを補ってもらえる関係だからと理解しています。
昨今の年の差婚事情
女性の方に結婚相手の理想を聞くと、○○歳上の男性というような回答がきます。
30歳前後の適齢期の男女であれば、客観的にみても普通です。
生理的にも内面的にも健康な適齢期の男女なので、その頃に異性に反応し、子孫を増やす行動になることも自然です。
この年齢でないと肉体的には健康な子孫を残せないと言われているからです。
ここで言う年の差婚はそれらとは違い、昨今の晩婚傾向や生涯独身希望の時代だからこそ、あてはめられます。
私のところへ婚活相談の面談に来られる方も、アラフォー世代の女性などは社会的にも経済的にも自信を持たれているので、もちろん3高を望み、年下希望だったりします。
ある程度の収入もあり、仕事の役職にもついているので、男性に求めるのは、収入は高く年齢は低くで、希望の結婚が出来ると確信しているのです。
そして、そのような相手がきっと現れると信じているので、妥協したお見合いはしないのです。
「ずっと仕事をしてきたからそろそろ専業主婦もいいかな〜。だから、最低でも夫の年収は、800万は欲しいですね。年齢は年下でもいいです。介護はしたくないので、年上なら5,6歳上まで。」
なんてビックリの事を話しているようですが、普通に皆さん希望されている内容なのです。
子供を産むとか家庭を守るとかいつの時代の話でしょうか…
一方、男性は、会社経営や専門職の1千万超えの熟年の方は若い女性を求める傾向にあります。
男性の場合は年収に比例して、希望のお見合いを出来る可能性が高いですからね。
適齢期の女性と結婚し、子供も持てる可能性は大きいと言えます。
若い男性が年上の女性と結婚するケースは今後増える?
若い男性が年上の女性と結婚する事は今も昔もありますが、年上女性が選ばれていくのを見ていると、結婚に対する価値観が男女ともに変化してきているんだろうなと思えます。
家事が出来る男性、共働きもしてお互いが自立する、子供もいなくてもいい人。
年上女性からみたらそんな条件が普通になる事がこれからの時代の変化なのでしょうか。
そんな条件、婚活のお見合いではまずは出会えません。
お互いの条件が納得の上からの出会いなのでまずは経済力になるからです。
まともに惹かれる事は一般的には難しいですよね。
自然な出会いだからこそ異性の魅力を感じるので、20も上の女性でも好きになって結婚になるのですね。
そして子供も望まない。
結婚願望もない男性が年々増加している事も関係してきているのではないでしょうか。
いつまでも独身が楽なんです。
それは、裏を返せば誰かを支える自信がないのです。
2007年生まれ以降の日本人の平均寿命は100歳になると言われています。
結婚適齢期に一般的な結婚をして子育てもし、独立を見送ってから離婚をしたとしても、次の婚活も可能な時代が来るということです。
60歳まで独身でもそこから結婚生活を40年送れる時代になります。
どちらが年上でもお互いの理想が叶う事になるのなら、それは充分幸せであり、異文化の壁も越えるような世代間のくくりが幅広くなると思います。
女性の立場からですが、藤あや子さんの生き方は理想です。
もちろん輝く自分でなければ男性に選ばれる事はないですよ。
いつも自分を磨く事は最低条件です。
長生きする時代だから、いつまでもお互いがギブアンドテイクになれる男女でありたいです。
目指せ 藤あや子!
(澤村 正美/仲人士)
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