「光」の芸術家、ダン・フレイヴィンの展覧会がエスパス ルイ・ヴィトン東京にて開催
UNTITLED(TO ALEX AND NIKKI)[無題(アレックスとニッキーへ)] 1987年 8本の直管蛍光灯 長さ360cm
Courtesy Fondation Louis Vuitton
©ADAGP,Paris 2017
芸術家、ダン・フレイヴィン(Dan Flavin)の個展が、ルイ・ヴィトン表参道店にあるアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」にて開催中。会期は、9月3日(日)まで。
「光」を表現媒体に用いるアメリカ出身の芸術家、ダン・フレイヴィン。宗教画に見られるような幻想的な光でも、人物を劇的に照らす舞台装置のような光でもなく、日常のどこにでもある既製品の蛍光灯の光にフォーカスを当て、緻密に、繊細に、“日常的”な光を使って、“非日常的”な空間を生み出している。
今回の展覧会では、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンに所蔵されるコレクションの中から、直管蛍光管を45 度の角度で壁に取り付けることで長い1本の光の帯を表現した「Alternate Diagonals of March 2(to Don Judd)」(1964年)をはじめ、8色の直管蛍光灯を用いた「Untitled(to Alex and Nikki)」(1987年)、「Untitled」(1963年)、「”Monument” for V. Tatlin」(1964-65年)、「”Monument” for V. Tatlin」(1967年)、「”Monument” for V. Tatlin」(1969年)、「”Monument” for V. Tatlin」(1970年)など7作品が展示される。
光を使用する手法に生涯を捧げたフレイヴァンの作品たちを、直に見れるチャンスだ。
DAN FLAVIN展
会期:2017年2月1日(水)〜9月3日(日)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所: 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道ビル 7階
開館時間:12:00〜20:00
※入場無料
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