櫻井孝宏さんは“怖かった”と監督が暴露 映画『ベルセルク』舞台挨拶レポート

ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵

全世界累計3千300万部を超えるダークファンタジー『ベルセルク』。長大なる原作の世界観全てを映像化する“ベルセルク・サーガプロジェクト”の第1弾、映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』。2月4日より劇場公開され、ヒットを記録中。11日東京・シネマサンシャイン池袋にして舞台挨拶が行われ、窪岡俊之監督とキャスト陣が登壇しました。

映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』は、連載20年以上に及ぶ、不朽の名作を『鉄コン筋クリート』など国内最高峰の技術を誇る「STUDIO4℃」の手で映像化。その独特の世界観と映像美、そして櫻井孝宏さんら豪華な声優陣たちが集結した事で、原作ファンからも高い関心を集めています。

岩永洋昭さん、櫻井孝宏さん、行成とあさん、寿美菜子さん、豊崎愛生さん、三宅健太さん7名のキャストが登壇すると、満席の会場からは大きな拍手が。

「リアルガッツがいる!」と共演者から絶賛を受けた岩永さんは、普段は俳優やモデルとして活躍しており、何と今回が声優初挑戦。「声優の仕事は初めてながら、そのままでいいという監督の言葉を信じてやってきた。原作を超えるものができた」と想いを明かしました。

原作でも最も女性ファンが多いグリフィスを演じた櫻井さんは、「光と影、色とりどりな面を持つキャラクターを演じることができ本当に楽しい。大変だが、挑む気持ちでやりたい」と続編への意気込みを語りましたが、監督から「櫻井さんは貫禄たっぷりで正直怖かった」とアフレコ時のエピソードを暴露され、思わず笑い出す一幕も。

自身にしては珍しく、少年役を演じた寿さんは「最初は男っぽくというディレクションにとまどいもあったが、“寿さんらしく”と言っていただいたことでいろいろなことをとっぱらうことができた」と笑顔をのぞかせ、監督からも「男性の声優さんではこうはいかない」と賞賛を受けていました。

グリフィスに恋心を抱くシャルロット王女を演じた豊崎さんは「戦の時代を描いているので激しい演出が多いですが、今回はそんな中でみなさんの癒しになれたら、と」と話しました。また、「実は芯のあるキャラクターなので、これからのシャルロットも観てほしいです」と次回作もアピール。

映画『ベルセルク』は年内にパート2とパート3が公開されますが、監督も「ベルセルクを知らない人でも十分に楽しめる作品。パート2、3もさらに見どころが満載です」と自信たっぷり。オタ女なら、大スクリーンでまぶしく微笑むグリフィス様と、櫻井ボイスに酔いしれて。

映画『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』

(c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

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