時間を忘れて子供と遊べる! キャンプは家族の一大行事です!【遊戯三昧】
カーセンサー本誌にて、車を自由に使いこなす遊びの達人たちを特集した連載「俺たち遊戯三昧」からの転載。 今回は後藤伸介さんが乗りこなす、メルセデス・ベンツ Gクラスに注目!
▲39歳。大学卒業後、様々な仕事に就きながら音楽活動を行なう。1999年にアパレルブランド“ネイタルデザイン”をスタート。過去の文化に敬意を表しつつ、独自の感性で創りだした服やアイテムが大人気。妻でスタイリストの麻衣さん、息子の睦天(もくた)くん(3歳)の3人家族
愛すべき道具に囲まれて過ごすとっておきの休日
もう随分前から、都会では土の上で遊べる場所が少なくなっている。整備された公園でスポーツを楽しむことはできても、自然の豊かさや厳しさを学べるとは言い難い。でも、車を使って郊外に行けばまだまだ自然は多いし、整備されたキャンプ場も増えている。積極的に遠出して子供の“野性力”を鍛えるのは、親の務めだ。
「 うちは生後8ヵ月で息子をキャンプに連れていきました。去年はフジロックフェスティバルにも行きましたね。そのとき車中泊も体験したけど、車がそれほど広くないのでキツかったです(笑)」(妻の麻衣さん)
▲遊び道具が満載のラゲージではしゃぐ睦天くん
後藤ファミリーが仕事や遊びで愛用するメルセデス・ベンツのGクラスは、軍用車をベースとする武骨なデザインと本格的 なクロスカントリー性能が特徴。誕生から40年近く経った今、唯一無二の存在として人気を博すSUVだ。
「アパレルブランドを立ち上げる前から音楽活動を行なっていた関係で、今までに乗り継いだ車は機材がたくさん積めるミニバン系が多かったです」(伸介さん)
Gクラスはミニバンほど広くないとはいえ、車内はいつも満載状態。平日は主にスタイリストの麻衣さんがハンドルを握り、衣装の貸し出しなどに使っている。
「私はフォルクスワーゲン タイプ3に乗りたかったけど、彼がこの車にひと目惚れしまして。色も地味だし古いのが気になったけど、『今を逃すともう手に入らない!』と言われて折れました」(麻衣さん)
ボディには擦り傷や塗装の剥げがあり、夫婦ともに忙しくてほとんど洗車もしていないが、それもいい味になっている。
▲230GEロングは、正規輸入が始まった当時の希少なモデル。“シビエ”のフォグランプが渋い
▲現行型とは違い、4WDはパートタイム式。シートの生地もファブリックで、カジュアルな印象
「ずっと変わらないモノは、使いやすいし飽きません。車を含めた道具や僕がやっているアパレルブランドも、そういう観点で集めたり、作っています」(伸介さん)
家族で過ごせる時間ができたら、お気に入りの道具を積んでGクラスを走らせる。「テレビのない場所で、時間を忘れて子供と過ごすのが一番楽しい。それに、焚火で作ったご飯やコーヒーは、家で味わうよりもずっと美味しいんですから」(麻衣さん)
▲(写真左)“イグルー”のビンテージジャグ。(写真右)分解してたためる“カーミットチェア”。伸介さんのブランド“ネイタルデザイン”の別注品メルセデス・ベンツ Gクラス(現行型)を探す▼検索条件メルセデス・ベンツ Gクラス(現行型)text/櫻井香
photo/見城了
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