自宅で居酒屋飲み……なにこの幸せ

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いろんな料理をお手軽価格でちょっとずついろいろ。それが居酒屋さんの魅力のひとつです。

自宅で同じことができたら…….。

部屋着で、フリーダムな姿勢で、2時間のしばりも隣のテーブルから流れてくるタバコの煙もなく、騒々しい団体客もいない珠玉のだら飲みが実現します。

友人とだらだらテレビを見ながら、あるいは猫をなでながら、至福の時間が過ごせます。満員電車に揺られて帰るかったるさもありません。最高じゃないですか。

といっても、居酒屋さんのようにあれこれメニューを自分で作るなんて、そんな面倒するくらいなら最初から居酒屋さんに行きますわな。

そこで、近所のスーパーで買えるお惣菜から居酒屋さんにありそうなものをみつくろってみましょう。

「自宅で居酒屋飲み」がコスパも高いことを証明するため、買い出し予算は「1杯ドリンク付きひとり1,500円」というしばりをつけてみます。

また、購入したものを電子レンジで温めるのはありですが、包丁を使うものはダメ。つまり刺身を買うなら1切れずつカットされているものはOK、割安の柵で買うのはNGというわけです。

さて、スマホの電卓をたたきつつ、買い出ししてきました。

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いかにも居酒屋さんという品々をゲットしてきました。そしてかなりのボリュームになりましたよ。1品ずつ見てみましょう。

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まずはお通し的なものとして枝豆。

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お通し的なもの第2弾としてマカロニサラダ。

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刺身盛合せにしようか迷いましたが、明らかにこちらのほうがコスパが高かったのでしめ鯖(サバ)。

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居酒屋メニューのキング、鳥の唐揚げ。

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ポテトフライがあるとついつい頼んでしまう、個人的な好みでポテトとソーセージ炒め。

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野菜が足りないので、生野菜のサラダを見比べてなんとなくこっち。

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これまたよくありがちだけど、いももち。買い出しに付き合ってくれた友人(女)に「ちょっと茶色っぽいもんばっかりじゃない?」と言ったら、「男の人のテーブルは基本、茶色いもんばっか」と断言されました。ほんとかよ……。

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さらにまた茶色いもの、でもこれも居酒屋メニューに欠かせません。焼き鳥はねぎま、もも、つくね、レバーをセレクト。写真では見えにくいですが、ねぎまは2本買いました。

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そして〆の食事は細巻き。

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そしてお皿に盛り付けたら、テーブルが居酒屋料理で満たされましたよ!

買い出しの明細はこの通り。2人分 3,000円以内に無事収まりました。

枝豆 167円

マカロニサラダ 188円

しめ鯖 298円

北海道産鶏肉の唐揚げ 300円

ポテトとソーセージ炒め 268円

ベーコンと彩り野菜 368円

北海道いももち 288円

焼き鳥 5本で398円

細巻き2色盛合せ 280円

缶チューハイ 105円×2 210円

—————-

計 2,765円

消費税 221円

—————-

合計 2,986円

実際に友人とつまんでみてわかったのですが、

これ、2人分の量じゃない。多すぎた。

いももちと唐揚げにはほとんど手をつけないまま満腹になってしまいました。その分浮いたお金であと5~6本チューハイを買えたことになるので、ひとり1,500円の予算で相当満腹なつまみとチューハイ3~4本が飲めることにもなります。いずれにしても、なにそのコスパ。

もちろんチューハイをビールにしてもいいですし、瓶やパックの焼酎、または日本酒にするのもありです。要は予算内で飲み重視、食べ重視、量重視、質重視など、多彩なバリエーションが可能だということです。

自宅で居酒屋飲みは、最初に挙げたような「部屋着で、フリーダムな姿勢で、2時間のしばりもない、隣のテーブルから流れてくるタバコの煙もなく、騒々しい団体客もいない珠玉のだら飲み」が最大の魅力だと思っていたので、正直ここまでコスパが高いことに驚きました。

もちろんコスパがいいことは認識していましたが、これほどとは……写真を見てもわかる通り、1品ごとのボリュームも一般的な居酒屋さんとまったく遜色ないですよね。

買ってきたできあいのものを、家でちょっと温めたりちょっと盛り付けたりするだけで、いつもの食卓がいきなり居酒屋さんの〇番テーブルへと変身するって、想像していたよりもずっとずっと、はるかに上を行く「いいもの」でした。

あえて難点を挙げるとしたら、お惣菜が入っていた容器のプラゴミがかさばり、週1回のプラゴミの日まで(うちのほうは週1回なのです)ちょっと邪魔ということでしょうか。

余談ですが、筆者は今回「1,500円の予算でアルコールとつまみ750円ずつの配分」がマイベストだという結論にいたりました。みなさまにもマイベストを見つけていただき、素敵な自宅で居酒屋飲みをお楽しみいただければと思います!

※この記事は2017年1月の情報です。

書いた人:椿あきら

椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました。著書に『オリンピックと自衛隊 1964-2020』(並木書房)。 Twitter:@nananatsubaki

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