新旧の技術がドッキング!昔懐かしの折りたたみカメラ…かと思ったら、実はコレ、リサイクル段ボール製のインスタントカメラなのだ

Jollylook1昔はフィルムカメラが主流だったが、今はさまざまなハイテクデジタルカメラが登場している。

だが、昔ながらのレトロな感じがたまらない……そんなアナタには、今クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を受付中の「Jollylook」に興味があるかもしれない。

・“古紙製”のインスタントカメラ

パッと見は、懐かしの折りたたみカメラにソックリのインスタントカメラで、レトロ感満載の風情。ただし、本体はプラスチックや革、金属製ではなく、なんと古紙とラミネート加工がされた厚紙でできている。

Jollylook2カメラにはペアになったレンズ一組が搭載されていて、これらはアコーディオン状のカメラボディの中に収容されている。

レンズのポジションは、撮影したい対象の種類(人物、グループ、風景など)によって調整することができる。

飛び出すタイプのフレネルレンズはカメラファインダーの役割もを果たし、もう1つは、固定されている焦点距離用110mmメニスカスレンズで、光をフィルムに透過させる。

・撮影対象によって調節可能

スイッチ切り替え可能なレンズ絞りは、明るさと被写界深度を調整するためのもので、7パターンの絞り指数 (F8、F11、F16、F22、F32、F64、ピンホール)から選べる。オートシャッターシステム(スピードは1/250または1/160)や、露出時間のマニュアル調節も可能だ。

設定を終えたら、あとはシャッターボタンを押すだけ。50センチメートルの至近距離のクローズアップ写真も撮影できる。

・“Fujifilm Instax Mini”がベース

Jollylook3このカメラの基盤となっているのは、“Fujifilm Instax Mini”というインスタントカメラのカートリッジ。カメラ背面に差し込む。白黒、カラー両方撮影が可能だ。

・バッテリー&チャージは不要!

撮影した写真は、カメラ本体に設置されているハンドルをグルグル回していくと、インスタント写真が排出されてくる。

これは、内部のローラーによって写真が押し出されていき、液体が入ったカプセルがつぶされることで印刷処理がされるもので、電子部品を使って起動しているわけではないため、バッテリーやチャージの必要は一切ない。

目標金額1万5000ドル(約170万円)のところ、すでにその10倍以上の資金を集める人気ぶり。気になる人はチェックを。

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Techable

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